内容説明
高齢や障害などによる生活上の困難をかかえた人びとに対する社会福祉対策は、今日ますますその重要性が増してきているが、本書は、人間発達の視点から、障害、自立、主体性、自己決定といった概念に検討を加え、さらに社会福祉学(論)研究法や社会福祉従事者論にまで考察を拡げたものである。社会福祉がすべての国民=利用者のものとなるように、自立と連帯と参加に基盤をおいたアプローチが展開されている。
目次
第1章 人間発達を問い直す
第2章 障害・障害者観を問い直す
第3章 社会福祉と自立概念
第4章 社会福祉と主体性
補論 社会福祉実践と人間行動を枠づけるもの



