目次
第1部 研究背景(強迫スペクトラム障害とは―衝動性を伴う一群への注目;児童・思春期における強迫の特徴と支援の必要性;本研究の目的と構成)
第2部 児童・思春期における強迫スペクトラム障害の特徴理解―強迫症状を主訴とする来談者の分析(強迫性障害への支援の概観;認知行動療法の効果に関係する要因の検討(研究1)
児童・思春期における強迫スペクトラム障害の特徴の分析(研究2))
第3部 衝動制御を目指した行動療法的アプローチ―チック障害を対象として(チック障害への支援の概観;行動療法プログラムの効果の検討(研究3)―トゥレット症候群を対象とした量的・質的分析
チック障害に伴う心理的困難と強迫性の関連(研究4))
第4部 社会に対してどのように介入するのか―家族・学校を対象とした調査研究(トゥレット症候群の子どもを持つ家族の心理過程の質的検討(研究5)
保護者の精神的健康に影響を及ぼす要因(研究6)―本人との相互作用への注目
チック障害についての学校現場の認識と対応(研究7))
第5部 総合考察
著者等紹介
野中舞子[ノナカマイコ]
東京都生まれ。2009年東京大学教育学部教育心理学コース卒業。2011年東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース修士課程修了。2015年東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース博士課程修了。博士(教育学)。東京大学大学院教育学研究科附属心理教育相談室特任助教。専門分野は臨床心理学、発達心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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