内容説明
本書では、基礎的な事がらを中心に、でてくる数式はきちんと導くということにしました。トムソンの散乱式からラウエの条件の誘導まで、とにかくきちんと説明することを心がけました。X線が電子に作用して散乱が起こり、散乱X線が干渉して回折という現象に至る。それが、気体や液体、結晶(固体)といった物質の構造によってどう違うかを理解してもらうことを目標にしました。基礎をしっかり理解していれば、いつでも応用できるはずです。
目次
1章 はじめて装置に出合う人のために
2章 X線結晶解析のための常識
3章 結晶の構造を決定する
4章 タンパク質・生体関連物質の立体構造に挑む
5章 X線回折の原理
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