出版社内容情報
人工知能学者として名高い苫米地英人氏の祖母千代子氏の自叙伝の復刻。90歳が記した、明治・大正・昭和の記憶と文才に驚嘆する。「この本は私の祖母が当時八十九歳の昭和五十三年から翌年の七月にかけて、『潮音』の歌人としての短歌を織り込みつつ、明治、大正、昭和にいたる長い生涯の思い出を綴ったものですが、九十歳の年齢にもかかわらず、その記憶力と文才には誠に驚嘆すべきものがあります」監修 苫米地英人 まえがき より。
苫米地千代子[トマベチチヨコ]
著・文・その他
内容説明
希代の認知科学者ドクター苫米地の祖母・千代女の波瀾に富んだ壮大な自叙伝。
目次
父のこと
熊本を立つ
本郷西片町に住む
父母の不和
小説を読み始める
お茶の水に入学
クラスメートの結婚
その頃の寄席と芝居
母の故郷会津へ
母の死〔ほか〕