内容説明
あなたの恋は、どんな色?出会いの予感、別れの兆し。七人の作家が描き出す、贅沢でドラマチックな七つの恋模様。書き下ろし6作+オリジナル1作で贈る恋愛小説アンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひな
22
江國さん目当てで手に取る。幸せな恋愛の話があんまりなくて、思ってたのと違ったかな。でも江國さん、角田さん、井上さんのお話がよかったです。初読みでは藤野さんの「ビルの中」が印象深かった。2017/03/17
あきちゃん
9
半分はしばらくたてばどんな話だったかも忘れそうな・・。あっさりとした短編集。(ごめんなさい<(_ _)>)2017/05/12
アコ
9
仕事がバタバタするとアンソロジーが読みやすい、というわけで数年越しの再読。かわいい表紙とメンバーで選んでみたら見事にお気に入り作品がその作家さん=江國さん角田さん井上荒野さんのものだった。(唯川さんのは今年どこかで既読)...ちょっと複雑な気もする(笑)特に角田さんは近いうちにまたこの雰囲気を味わいたくなった。谷村志穂さんはアンソロジーで出会って結構好きだなとおもっていつも改めて借りて読もうとおもうのになぁ。ただこの7篇が「ナナイロノコイ」といわれると謎。7人が書く恋の話ということ?んーそうかぁ。2013/07/24
chii
9
七人の女性作家が描いたちょっと大人の恋のお話。ラストがどうなるか分かってしまうベタな話なんですけど唯川恵さんの「手のひらの雪のように」が好き。月9ドラマのような恋のお話だわぁ~って読みながら、亮次は成宮寛貴さん、俊太郎は二宮和也のイメージで読んでしまった。雪はやわらかく、私(勝手に主人公のナオ)と二宮くんを包み込むようにはらはらと舞い続けている・・・ここまで妄想するとは思わなかった(笑)女は恋のお話が妄想が好きなんです。私だけかな?ww2011/02/13
まめみ
8
7人の作家さんたちの7つの短編恋愛小説集。なんと、7話中5話が不倫と浮気の話……。純粋な恋愛は物語にはなりにくい!? 主題から外れていたり、回りくどくて飛ばし読みしてしまったものもあり、作家さんによって出来の差が激しかった1冊。角田さんと唯川さんは流石といった感じでした。2010/10/28