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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
那義乱丸
10
再読。冒頭、空の山吹への背後からの壁ドンと、その後の手繋ぎについつい腐アンテナが反応してしまったけど、そんなヨコシマな妄想を吹っ飛ばすかのように物語はどんどん不穏な気配を濃厚にしてダークな展開となっていく。登場人物がみな、それぞれに並々ならぬ重い何かを背負っているようだけれど、一見アホっ子キャラな主人公・山吹は誰よりも過酷な過去を背負っているようで…。教師・織部との会話に差し込まれる誰のものとも分からない2行の語りかけがとても気になる。小冊子にある『サイコパスの特徴』は単なるギャグではないのかも?2019/07/01
那義乱丸
8
兄限版を購入。不穏な気配に染まり始めてきたなと思って読了したら、カバー下に担当さんの指示だったとあり(笑)山吹たちが通う全寮制の紅葉台高校付属AO専門学校というのは、問題児を矯正するのが目的の学校であり、生徒一人一人に持たされる「あまつき」の璃々が制作に関わったサインシステムは、生徒たちを監視するシステム。明るくて大らかな野生児といった風情である山吹も、何か裏に重いものを抱えているようで…。登場人物それぞれの背景も含めて、物語が一体どんな世界を見せていってくれるのかとワクワクしてきた。小冊子については↓に2018/10/04
雛橋
6
パンデミーーック!どうあがいても不穏じゃないですかやだー!どいつもこいつも可愛げありそうで、なんかしらヤバいの抱えてそう。この巻の芹理ちゃん男の子の顔しててイケメン。あと牛島くん凄い。家庭環境もあるんだろうけど、人殺したって聞いて自分のスタンスで接するの好き。2019/06/02
梵
3
主人公、世間知らずで純粋で破天荒だから問題児なのかと思ったら、一番深い闇を抱えてそうで気になる。そして、話も早速サバイバルと不穏展開で面白い2019/04/24
フジ
2
面白いんだけど、不穏な雰囲気がありますね。高山作品は、所々クスッとさせられるけれど、それ以上にしんどい展開が待っているんですよね‥。2018/09/30