内容説明
まるで、映画・アニメで見た景色。丘に広がる見渡すかぎりの十字架、海辺に刺さる剣、真っ赤に染まった湖…物語に出てくるような非日常の絶景に、いま、会いに行こう。
目次
アイ・ペトリ ウクライナ
腐海 ウクライナ
愛のトンネル ウクライナ
アラル海 カザフスタン／ウズベキスタン
ペトラ ヨルダン
ワディ・ラム ヨルダン
十字架の丘 リトアニア
ネムルト山 トルコ
地獄の門 トルクメニスタン
スタヴァンゲルの剣 ノルウェー〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
105
どのページにも幻想的な風景が広がっていて、圧倒される。実際に見てみたいのはノルウェーの「スタヴァンゲルの剣」ロシアの「プレオブラジェンスカヤ教会」などの人工物。干上がったアラル海、トルクメニスタンの「地獄の門」イギリスの「ダークヘッジ」など自然が見せる神秘の絶景は、目の前にしたら足がすくみそうだ。ウユニ湖の星空はもう地球とも思えないくらいスゴイ！2016/09/21
かりさ
99
まるでファイナルファンタジーの世界みたい。人間の想像を遥かに超えた世界の幻想的な絶景におお、ほぅ、すごい！簡単な言葉しか出ません。一面赤く染まる腐海、崖の中に閉じ込められていた壮麗な遺跡、壮観なロザリオの丘、岩に突き立つ巨大な三本の剣、荘厳で神秘的な教会、緑に覆われた廃墟の村、砂漠に突如と現れる手のひら、そして満点の星々が天と地に散りばめられるウユニ塩湖。中でも中国の蘆笛岩鍾乳洞の美しさに息を呑みます。幾星霜と時を重ね今なお神秘さをたたえる世界の創造に今は本から感動をもらって、いつかいつか行ってみたい。2016/10/23
依空
68
ファンタジー好きとしては、興味をひかれずにいられない写真集。表紙はリトアニアにある十字架の丘だそうですが、やったことがないにも関わらず、RPGを思い浮かべました。アイスランドにあるハットルグリムス教会も、まるで雪と氷のお城みたいで素敵です。悪臭を放つピンクの海、地面に突き立つ巨大な三本の剣、おとぎ話に出てきそうな深い森、冒険心をくすぐる巨大な洞窟… 知らないだけで、世界にはこんなファンタジーのような場所があったんですね。不思議な写真を眺めていると、この場所にはどんな物語が似合うのかなと、想像が膨らみます。2017/04/12
ひめありす＠灯れ松明の火
68
行ってみたいのは何といってもロングリートヘッジ迷路！アリスを気取ってさ迷いたい。あとはやっぱりウユニ塩湖と、イーペン・サンサーイ。ハミルトンプールをを見つけた男の子はどんな気持ちだったのかな。誰に最初に教えたんだろう。十字架の丘やスタヴァンケルの剣はむしろどんな物語を底に置こう。誰をここに連れて来たら面白いかな、どんな人がこの土地を訪れるのかな、と想像してみたりして面白いです。北欧が勇壮なファンタジーの土地である理由がなんとなく感じられました。こういうものが存在するから、ああいう物語を受け入れられるんだ。2016/10/29
しゅてふぁん
46
表紙写真の十字架の丘(リトアニア)や愛のトンネル(ウクライナ)はこの手の本ではお馴染み。印象に残ったのは、スタヴァンゲルの剣(ノルウェー)、ハットルグリムス教会(アイスランド)、華山(中国)。洞窟調査中の落盤事故でできたという地獄の門(トルクメニスタン)。有毒ガスの漏れを防ぐために火がつけられ、40年以上も燃え続けているそう。しかも、穴の中ではこの世のものとは思えない轟音が鳴り響いているとか…正に地獄！これも絶景なの?!日本からは天空の道(熊本県)が紹介されていた。2020/09/23
