内容説明
都会で占い師を営む亜里沙はある日、街の片隅に倒れていた少年リオンを拾う。その日から二人ぼっちの同居生活が始まる。癒し合いそしていつしか惹かれあう二人…。だがある日、リオンの過去を知る指輪の少女リナが二人の前に現れ、やがて二人は哀しき運命に巻き込まれることになる!藤咲あゆなが描く甘く危険なサイキック・ロマンスここに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
17
中学校の時から好きで、何度も繰り返して読んでいる本。GEMINIとはふたご座の事で、コンビとかバディとかって言う意味で選んだのだそう。私にとってはあり悟り音のコンビが一番だったので、その二人のイメージです。まだ十七歳のアリサが学校にも行かず、インチキな占いで生計を立ててる所とか、はわーっとしていました。アリサがリオンの布団に潜り込むシーンがすごく好きで、キュンキュンしながら読んでいました。未来氏のりおんにも読めなった未来。結局先の事なんて誰もわからないんだから、今一番に大好きと思う人と生きていかないとね。2010/01/12
ゆこ
1
再読。確かパッと見た感じでなんとなく購入した本。占いをして細々と暮らしていた亜里沙はゴミ捨て場で少年リオンを拾う。亜里沙の家庭の事情なんかも絡みつつ、リオンの不思議な力と失われた記憶についてへと物語は進む。未来なんて結局のところ自分で切り開かないとね。2012/10/11