同時通訳者のここだけの話―プロ通訳者のノート術公開

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同時通訳者のここだけの話―プロ通訳者のノート術公開

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757433236
  • NDC分類 801.7
  • Cコード C0082

内容説明

英語と日本語を巧みに操る売れっ子同時通訳者―そんなキラキラしたイメージの裏にある、泥臭くてリアルな“通訳男子”の姿を包み隠さず綴った通訳エッセイ。国際会議で、要人会談で、はたまた法廷で目にし、耳にした、現場発の「ここだけ」の話が満載。通訳という仕事のダイナミズムと、ことばを通して人とつながる意義、人と人とをつなげる喜びをたっぷり詰め込んだ一冊です。巻末では、プロ通訳者のノート術(メモ取りの方法)を大公開。通訳志望者・通訳者の実務にも役立ちます。

目次

第1章 同時通訳者とことば(通訳と聞き間違い―「中国人は」発言を切り抜けたすごい技;通訳における確度と精度―プロの通訳は正確性より安定性で;予想外の発言に困る―原告の開き直りに通訳者フリーズ ほか)
第2章 同時通訳者の現場(優雅な仕事ばかりじゃない―業務環境が劣悪な、環境国際会議;親子の通訳―通訳者として寄り添った家族の再生物語;通訳者の思いやりとは―正しければいいってわけでもない ほか)
第3章 同時通訳者の技術と学び方(同時通訳者の頭の中―将棋と似ている「直感、読み、大局観」;パートナーとの相性―嫌な通訳者はNGリスト入り;準備が8割―要人の通訳で押さえておくこと ほか)
付録 プロ通訳者のノート術公開

著者等紹介

関根マイク[セキネマイク]
通訳者。関根アンドアソシエーツ代表、日本会議通訳者協会理事、名古屋外国語大学大学院講師、日本翻訳者協会(JAT)元副理事長、全米司法通訳人・翻訳人協会(NAJIT)会員。香港生まれ。小学校低学年は日本で過ごし、高学年は香港のインターナショナルスクールに通う。中学校から大学までカナダに留学。ブリティッシュコロンビア大学文学部哲学学科卒業。大学在学時のアルバイトをきっかけに通訳に興味を持つ。大学卒業後すぐに、九州・沖縄サミットでメディアの契約翻訳者として活躍、これを契機に沖縄に移住しフリーランスの翻訳・通訳者として活動を始める。リーガル分野を中心に、通訳・翻訳の仕事を精力的にこなす。得意分野は政治経済、法律、ビジネスとスポーツ全般。現在は主に会議通訳者として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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徒花

133
うーん、まあまあ。なかなか知る機会の少ない同時通訳者によるエッセーで、実体験をベースにしながらアレヤコレヤの玄人同時通訳の妙を語る一冊。ところどころおもしろいトピックスはあるんだけど、読み終わってみると「同時通訳って大変なんですね」くらいの感想しか抱かない。なにかもう一つ、ちょっとした学びになったり、読者が持ち帰られる「おみやげ」的な要素が組み込まれていたらもっと最高な本になったような気がするが、エッセーの連載をまとめたものだからそれは仕方ないことのような気もする。2020/08/18

はる

34
面白い!日常的に英語を使う生活にいるけれど、ここまで英語を詳しく知れたのは良い機会だったかも。通訳者は止まってられないので、同じ意味の訳を場面によって使い分けて危機を逃れるっていうのあっぱれだし、生活でも使える。2020/08/02

サアベドラ

20
同時通訳者のお仕事エッセイ(英語雑誌の連載コラムの書籍化)。2019年刊。女性が9割を占め、大半が語学学校経由という通訳業界にあって、著者は男性かつ大卒でそのまま業界に飛び込み、長年フリーで活躍してきたという叩き上げの通訳者。ことばを生業とする人らしい軽妙な言葉遣いで業界の裏話やこぼれ話が満載。米原万里や田丸久美子とはまた一味違った切り口で、通訳の仕事を垣間見ることができる。本書を読むと、通訳業は語学力はもちろん、体力やアドリブ力が大切な職業であることがわかる。私は精々できて通訳案内士までですかね。2019/04/01

ヨータン

14
同時通訳の人ってたまに会議のブースで見かけるけど、本当に心からすごいと思います。いくら下準備を徹底的に行ってもその場でなにが出てくるかわからないドキドキ感。緊張感やプレッシャーは並大抵のものではないので、かなりメンタル強くないとやれないと思います。それに聞き取れない場合や訳がわからない場合はとっさに機転を利かして、リスクを最小限に抑える努力も必要だし。ただただ尊敬です。2021/03/20

ぽけっとももんが

12
翻訳にしろ通訳にしろ、言語を他の言語に移すことなど実は不可能なのだ。ことに同時通訳は待ったがない。政治から経済から科学から、専門的な言葉を大きな誤訳なしに乗り越えるのはもう、入念な下調べしかない。言われたことを言い換えるだけではないのだ。バイリンガルなら通訳できる、ということじゃないということがよーくわかります。2019/06/02

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