内容説明
耳で聴く・身体で聴く。「頭で聴く」だけでは、ジャズはわかりません。ジャズの本当の面白さ、凄味をつかむ回路=「ジャズ耳」を教えましょう。
目次
第1章 ジャズとはどういう音楽なのか?(ジャズの重要な要素を六人のミュージシャンで総覧する;わずか一世紀で複雑に変容したジャズ ほか)
第2章 ジャズを芸術音楽として捉えると何が見えてくるのか―文化現象としてのジャズ(ジャズは鵺的音楽;大衆音楽と芸術音楽 ほか)
第3章 「ジャズ耳」とは(ジャズファン特有の感覚;「think」から ほか)
第4章 ジャズの楽しみかた―「ジャズ耳」実践編(歌から入るジャズ入門;スタンダード・ナンバー聴き比べ ほか)
第5章 “搦め手”からジャズの面白さに近づく(ジャズ・レーベルとプロデューサー;白人ミュージシャンVS黒人ミュージシャンまたは「黒さ、白さ」について ほか)
著者等紹介
後藤雅洋[ゴトウマサヒロ]
1947年東京生まれ。慶應義塾大学商学部在学中の67年、東京・四谷にジャズ喫茶「いーぐる」を開店し、現在に至る。ジャズ評論家。日本ポピュラー音楽学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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