内容説明
琉球王朝時代の士族の一家は、「琉球処分」で沖縄島北部のヤンバルの地で生きることになった。沖縄戦と戦後の米軍基地拡張による八重山移民と歴史に翻弄されながらも希望を失わなかったカミちゃんの人生を、新鮮な手法で鮮やかに描いた画期的な作品登場!
著者等紹介
大城貞俊[オオシロサダトシ]
1949年沖縄県大宜味村生まれ。元琉球大学教授、詩人・作家。受賞歴に沖縄タイムス芸術選奨(評論)奨励賞、具志川市文学賞、沖縄市戯曲大賞、文の京文芸賞、九州芸術祭文学賞佳作、山之口貘賞、新風舎出版賞優秀賞、沖縄タイムス芸術選奨(小説)大賞、やまなし文学賞佳作、さきがけ文学賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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