目次
情熱
情事
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嫉妬
寂寥
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seri
66
先月未発表の歌が見つかった与謝野晶子。そんな「恋と心中した女。晶子に捧ぐ」と題された彼女の歌と詩、添えられた写真。歌の解説は巻末に少しだけ。全面的に歌と写真を味わう構成。だからか、思わず声をあげて泣きたくなるくらいの熱量に襲われる。心の底を彼女の情熱の炎で炙られたかのような。耳の奥で晶子の魂の叫びがこだまする。寂し、いと寂し。ねたし、悲し。恋し、恋し、あな恋し、狂おしいばかり。黒髪はながれ乱れて涙しじに濡れぬ。紹介されてる歌は30首弱。詩は10篇ほど。匂い立たんばかりの彼女の恋を少しかじってみるには最適。2014/08/01
るんるん
31
くろ髪、夜風、薔薇、月、蛍、すみずみにまで若い女性の情熱がながれていて、そのまっすぐさに、おもわず怯んでしまう。恋の痛みや乱れる想いに覚悟が必要、でも非常に心地よい。2015/05/28
Maki
12
詩や短歌が好きなことを読友さんが思い出させてくれたので、仕事帰りに図書館に寄って借りてきました。これすごくいい!写真があるだけでこんなに現代風に感じるのかと驚いた。選び方並べ方も効果的。今、恋している人もかつて恋していた人にも。ドラマチックな短歌と詩に呑み込まれたい人は是非!!各章のタイトル、サブタイトルも良い。「寂寥~涙は枯れない 枯れ果てるのは私です」2018/11/29
紺。。。
3
今日は与謝野晶子の誕生日なので、再読。この本は綺麗な写真やデザインで、取っつきやすい。短歌だけではなく、詩も多いので楽しい。私は『みだれ髪』の装画や挿画も好きだけど。2014/12/07
まこ
1
国語で習った程度しか知らなかった与謝野晶子。表紙が素敵で手にとって見た。 この人は本当に情熱的な短歌を書いてたんだなぁと。「ちからある乳を手に探らせぬ」とは…大胆!2016/12/13
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