目次
1 さまざまな辞書の名前
2 辞書のふたつの大きな変化
3 現代の辞書の種類
4 現代の国語辞典と漢和辞典
5 辞書をつくる
6 辞書によってこんなに違う説明
7 辞書を読むおもしろさ
8 言葉の変化と辞書
気がついたら50歳をこえていた!~わたしの辞書づくり人生
著者等紹介
倉島節尚[クラシマトキヒサ]
1935年、長野県生まれ。1959年東京大学文学部国語国文学科を卒業、三省堂に入社。以後30年間国語辞典の編集に携わる。『大辞林』(初版)の編集長。三省堂で常務取締役・出版局長を務め、1990年から大正大学文学部教授、2008年名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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izw
12
「辞書・事典のすべてがわかる本」シリーズ第3巻。大辞林初版の編集長 倉島節尚さんは他の巻は監修だが、この巻は自身が著者となっている。具体的な辞書の特徴が紹介されていたり、辞書編集の苦労話がリアルで面白い。つまらないことだが、表紙の画像がない(Amazonにもない)のは何故だろう。表紙の画像掲載を拒否した理由が何かあるはず。倉島さんが主たる著作権者だからか、倉島さんの写真が載っているからか、メモや大言海のページが写っているからか。2016/03/21
還暦院erk
6
図書館本。感動した。辞書類はサッと引けるように机の本棚に「逆さ」に並べる、という編集者の知恵をわたしも早速導入。なじみの英和・和英・漢和の辞書と現代用語の基礎知識がノートPCの後ろで逆立ちしてるよ(国語辞典・電子辞書はスグ脇に置いてる)。コンピュータ時代になっても辞書作りは地道な作業なのだろうなぁ…ちょっと憧れてしまう。2016/09/26
あちこ
1
11才の弟くん用に借りた本。シリーズ3巻だったのね。1,2巻を未読でも大丈夫な感じではあったけども。調べる学習コンクールとか、そっち系に利用する本ね。細かい字のデータが多いわ。「舟を編む」が載ってたよ。2016/03/23