出版社内容情報
20世紀初頭ドイツ併合下のポーランドの農村。土地を占有し、農民を土地から追い出そうとするドイツの占領政策に対し、ユニークな方法で抵抗を試み、当時ヨーロッパのマスコミでも取り上げられ抵抗のシンボル的存在となった農夫、ドゥジマークの一生を描く。
事の次第は……
“三文字の”騎士たち
ポーランド語よ、生きよ!
起きて! ミハウを助けてやってちょうだい
プロイセンの洗礼
郵便ゲームと口実
小さな駅で降りたが……
ポーランドは土地の分だけ
ドゥジマーワ主義者たち
国民的英雄になるには?
黒の書
スパイの方法(メソッド)
ドゥジマーワさん、出ていけ!
別の時代、別の問題
ドゥジマーワの周囲の二、三の風聞(スキャンダル)
記憶の運命(さだめ)、遺物の運命
真実は事実どおりに!
[参考資料]ポーランド愛国の歌
訳者あとがき
目次
事の次第は…
“三文字の”騎士たち
ポーランド語よ、生きよ!
起きて!ミハウを助けてやってちょうだい
プロイセンの洗礼
郵便ゲームと口実
小さな駅で降りたが…
ポーランドは土地の分だけ
ドゥジマーワ主義者たち
国民的英雄になるには?
黒の書
スパイの方法
ドゥジマーワさん、出ていけ!
別の時代、別の問題
ドルジマーワの周囲のニ、三の風聞
記憶の運命、遺物の運命
真実は事実どおりに!
著者等紹介
テッター,ヤン[テッター,ヤン][Tetter,Jan]
1935年、ポーランド、ルブリン県のルドノ村で生まれる。大学は農学部と社会学部を卒業。研究所助手を経て、著名な雑誌社に記者として勤務。ことに1920年から45年のドイツに収奪されたポーランドの土地問題に取り組み、数多いルポルタージュを発表している。その他、小説を十数冊、児童文学、ロシア文学の翻訳、ラジオ・テレビ・劇場用の脚本を執筆
足達和子[アダチカズコ]
1945年、東京生まれ。法政大学文学部卒業後、ワルシャワ大学ポーランド文学部に留学。ポーランド航空日本支社勤務を経て、現在、静岡産業大学講師。1992年、『ふゆのさくら』により第28回日本翻訳出版文化賞を受賞した
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