出版社内容情報
絵本(小学)
この辞典は,犬がまちがえやすいことば,日常よく耳にすることばを中心に構成された犬の辞典ですが,人間がもっていても便利です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
19
読友さんご紹介。きたやまさん追っかけ中。隣市書庫。「ポチ」の監修だから、間違いないな(笑) ひとつの言葉を「犬」「子ども」「大人」によって、受け止め方、使い方が違うことを教えてくれる。”例「さけ」こどもに「のんではいけない」という。大人はのんだり のまれたり。犬はさける。※まちがいやすいことば「さけ」=しゃけ。さけいには「お」をつけて「おさけ」というが、さけには「お」がついているので「お」はつけない。”思わず、頷いて、笑ってしまう言葉がいっぱい。挿絵もピッタリで、楽しい(^^)2013/10/10
雨巫女。@新潮部
15
《私‐図書館》犬と人間の大人と子供によって内容が違うって(o^ O^)シ彡☆。面白いよですね!!2012/03/14
奈良坂葵
11
たのしいことば辞典。一つの言葉を子ども、大人、犬の三様で表現する。たとえば「ゆっくり」・・子どもはゆっくり遊びたい、大人はゆっくり休みたい、犬はゆっくりさんぽしたい。おもしろいね。2019/02/15
Te Quitor
11
犬と子供と大人。それぞれに意味が違ってくる「ことば」をまとめた辞典。なかなか深いなぁ、と思わせてくれる作品でした。やはりこの人の本は言葉遊びが面白いよね。思わず購入してしまったよ…。犬ももちろんそうですが、人間が一家に1冊持っていても何かと役に立つのではないでしょうか。ユーモアたっぷりの児童書です。2013/04/04
遠い日
8
同じことばが、犬、大人、子どもの三者で、意味が異なる。その微妙な解釈のニュアンスが絶妙。くすり、にやりとしながら読む。だいたい大人は、本音と建前を隠し持ち、都合よくことを運ぼうとする生き物だとわかる。ちょっと、恥ずかしい。2013/10/13