内容説明
応神陵をはじめ数多くの大王墓が群集する「王陵の原」古市古墳群。この中の峯ヶ塚古墳から、銀製の捩じり環頭太刀・魚佩など、奈良藤ノ木古墳に匹敵する豪華な副葬品が発掘された。大和王権による全国統一期の築造とされ、雄略朝から継体朝の大王墓の可能性が高いとされている。本書は、論議のつきない陵墓問題に一石を投じる、初の公式報告である。
目次
1 峯ヶ塚古墳の位置と歴史的環境
2 調査・整備の契機と経過
3 調査の概要
4 峯ヶ塚古墳の語るもの
峯ヶ塚古墳関係年表
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- 和書
- 緋色を背景にする女の肖像