内容説明
奥州藤原氏の居館跡とされていた柳之御所跡は、発掘調査により『吾妻鏡』に記される「平泉館」と断定されるに至った。一九九二年六月に行われた第二回平泉シンポジウムでは諸方面からの検討と活発な討論がなされ京都・鎌倉に並ぶ中世都市としてその重要性が確認された。本書はその全記録である。
目次
1 寝殿造と水辺
2 中世みちのくの陶磁器と平泉
3 『吾妻鏡』と平泉
4 平泉文化の特質
柳之御所跡調査の現場から・1(岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターの調査区域;平泉町教育委員会の調査区域)
奥州藤原氏の居館跡とされていた柳之御所跡は、発掘調査により『吾妻鏡』に記される「平泉館」と断定されるに至った。一九九二年六月に行われた第二回平泉シンポジウムでは諸方面からの検討と活発な討論がなされ京都・鎌倉に並ぶ中世都市としてその重要性が確認された。本書はその全記録である。
1 寝殿造と水辺
2 中世みちのくの陶磁器と平泉
3 『吾妻鏡』と平泉
4 平泉文化の特質
柳之御所跡調査の現場から・1(岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターの調査区域;平泉町教育委員会の調査区域)