人物叢書 新装版<br> 与謝蕪村

人物叢書 新装版
与謝蕪村

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642052030
  • NDC分類 911.34
  • Cコード C1323

内容説明

与謝蕪村は、江戸時代を代表する文人画家である。その作風は俳画渾然の新境地を開き、俳諧では松尾芭蕉と、絵画では池大雅と並び称され多くの傑作を残した。名利に恬淡として人生を精一杯に楽しんで生きた68年の生涯を、修業時代などの4時期に分け、彼の人間性をうかがわせるエピソードを交えて生き生きと描く、初の本格的な伝記。

目次

第1 修業時代
第2 三菓社時代
第3 夜半亭時代
第4 謝寅時代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mマジパン

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蕪村のことを勉強したくて図書館で選んだ本。著者は研究者で、内容は少し硬い。蕪村は江戸中期(田沼時代ごろ)の人だが、絵画作品だけでなく、上方の文化人仲間との書簡や、ササっと書いた俳画の類まで多数残っていることに驚いた。そこから感じることができる蕪村の人柄は、楽しく、暖かい。なお、蕪村の蕪は「かぶら」の意味だと思っていたが、陶淵明の帰去来辞の「田園将に蕪(あ)れなんとす」からとった、故郷の荒れた村とするのが定説だそうである。2021/03/12

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