出版社内容情報
長谷川如是閑は、大正デモクラシー運動を先導した、近代を代表するジャーナリスト・思想家である。本書は、その思想について、時代状況との関係よりも、思想の深層における構造に着目する。明治・大正・昭和の三代を粘り強く生きた思想家の広範な分野にわたる言説の分析により、その思想を分解・再構築し、思想全体の体系化を試みる個性的な書。〈主な目次〉本書における研究のありかた/長谷川如是閑の経歴の概略/1=言説の諸相(生産、蒐集、生殖/統制/芸術/科学/ジャーナリズム、新聞)/2=思想の体系(言説における構造/基層における構造)/註/あとがき
内容説明
長谷川如是閑は、大正デモクラシー運動を先導した、近代を代表するジャーナリスト・思想家のひとりである。本書は、その思想の深層における構造に着目し、広範な分野にわたる言説の分析から思想全体の体系化を試みる。
目次
第1部 言説の諸相(生産、蒐集、生殖;統制;芸術;科学;ジャーナリズム、新聞)
第2部 思想の体系(言説における構造;基層における構造)