講義刑法学・各論

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  • サイズ A5判/ページ数 646p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641139176
  • NDC分類 326.2
  • Cコード C1032

内容説明

「総論」において示された理論的・体系的認識をふまえ、個別の刑罰法規を解説。実際の法適用の場面で意識される、各刑罰法規の関連性にも着目する。具体例とわかりやすい言葉を巧みに用いて現行刑法の現実の姿を明らかにする。

目次

第1編 個人的法益に対する罪(人格的法益に対する罪;財産に対する罪)
第2編 社会的法益に対する罪(公共の安全に対する罪;公共の信用に対する罪;風俗に対する罪(風俗犯))
第3編 国家的法益に対する罪(国家の存立に対する罪;国家の作用に対する罪)

著者等紹介

井田良[イダマコト]
1956(昭和31)年東京に生まれる。現在中央大学大学院法務研究科教授、慶應義塾大学名誉教授、法学博士(ケルン大学)、名誉法学博士(ザールラント大学、エアランゲン大学)。この間、日本学術会議会員、日本刑法学会理事、ゴルトダンマー刑法雑誌常任編集協力者、司法試験考査委員、宗教法人審議会会長等を務める。2006年にシーボルト賞(フンボルト財団)、2009年にザイボルト賞(ドイツ研究振興財団)、2015年にドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しゃん

19
まず財産罪をじっくり読んでから、名誉毀損・侮辱罪、放火罪、文書偽造罪、偽証罪、賄賂等々を読んでみた。判例・学説の基本的な考え方がじっくりと解説されていたので、分かりやすかった。今の自分には、これぐらいの深さがちょうどいいかも。次は、総論を読んでみよう。2017/10/24

かいのすけ

0
各罪の間の関連性の説明が非常に丁寧。ある財が別の罪の未遂犯処罰としての機能をなすという関係や似通った構成要件の微妙な差異が実際の事案に対してどのように影響するかなど…2019/11/22

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