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刑法と民法の対話

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  • サイズ A5判/ページ数 361,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784641132702
  • NDC分類 326.04
  • Cコード C1032

出版社内容情報

今まで議論されてこなかった刑法と民法が交錯する重要な問題について,
見事な応酬・楽しい雰囲気の中で検討した,学界へも貢献する歴史的な対話。
その意義は『法学教室』連載時より高く評価され,多方面からの注目を集めた。
法律を立体的に学ぶことに挑戦する読者の一冊。

   《主な目次》
第1回 寄託された現金
第2回 預 金
第3回 不法原因給付
第4回 非典型担保(1)
第5回 非典型担保(2)
第6回 二重譲渡
第7回 建造物の他人性
第8回 占 有
第9回 クレジットカード(1)
第10回 クレジットカード(2)
第11回 自救行為(1)
第12回 自救行為(2)
第13回 契約による正当化
第14回 名誉・プライバシーの侵害
第15回 試験管から墓場まで(1)
第16回 試験管から墓場まで(2)

内容説明

今まで議論されてこなかった刑法と民法が交錯する重要な問題について、見事な応酬・楽しい雰囲気の中で検討した、学界へも貢献する歴史的な対話。その意義は『法学教室』連載時より高く評価され、多方面からの注目を集めた。法律学を立体的に学ぶことに挑戦する読者への一冊。

目次

寄託された現金
預金
不法原因給付
非典型担保
二重譲渡
建造物の他人性
占有
クレジットカード
自救行為
契約による正当化
名誉・プライバシーの侵害
試験管から墓場まで

著者等紹介

佐伯仁志[サエキヒトシ]
1958年愛媛県に生まれる。1980年東京大学法学部卒。現在東京大学教授

道垣内弘人[ドウガウチヒロト]
1959年岡山県に生まれる。1982年東京大学法学部卒。現在東京大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Haruka Fukuhara

2
何度読んでも高度な議論ですね。。2017/03/22

MI2

2
ともに東京大学大学院法学政治学研究科教授の佐伯仁志氏(刑法)と道垣内弘人氏(民法)の対談。法学教室(有斐閣)の連載の単行本化である。もちろん,お互いに通説ということはなく,むしろ通説ではない説を唱えていることもしばしばである。 刑法と民法とは法体系の中で,ある程度共通した解釈体系を持つべきではないか,という発想は,自然なもののように思われもする。 現実は,刑事法と民事法が交錯する領域でも,お二人いわく「責任のおしつけ合い」をしている。この現実を改善しようとする取組みとして非常に有益性を感じる対談である。2012/02/07

check mate

0
神々の対話。

ryo

0
民法と刑法の交錯について、詳しく事例をあげて書かれている。 法律を体系的に学ぶなら読む価値ありと思う。2014/02/10

hirotada_k

0
刑法教授の佐伯先生と民法教授の道垣内先生の対話。財産犯における所有と占有、契約の有効性、名誉毀損などについて刑法と民法の考え方の違いが浮き彫りになっていて面白い。刑法と民法が互いに解釈を押し付け合った結果論理が循環している部分があることを二人とも問題視している。名誉に関するところで刑法学者と民法学者の価値観の違いがはっきり出ているように感じた。2013/11/11

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