内容説明
東北・秋田を中心に縄文時代から近世まで100を越える調査から考古学の多様性を論考。45年の考古学研究の成果を一冊に結実。
目次
第1章 研究領域(1)先史時代(岩瀬遺跡における草創期の石器群;岩瀬遺跡における早期の石器群;諏訪台C遺跡の1・2類土器群―土器の観察を通して)
第2章 研究領域(2)歴史時代(半地下天井架構式窯―関東・東北の事例から;古代土器の製作過程と技法の表記;由利地域の古代生産遺跡―須恵器・鉄・炭・塩・稲 ほか)
第3章 研究領域(3)理化学分析と発掘調査記録(科学的な分析について―天代瓦窯跡;資料提供―竹原窯跡出土須恵器の胎土分析;近世磁器窯の調査―松浦皿山窯跡)
著者等紹介
利部修[カガブオサム]
1955年秋田県に生まれる。1978年駒澤大学文学部歴史学科(考古学専攻)卒業。1983年立正大学大学院文学研究科修士課程(史学専攻)修了。1985年より秋田県埋蔵文化財センターに勤務、同センター南調査課長、主任文化財専門員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。