内容説明
ベトナムに居住する少数民族、黒タイに遺された年代記『タイ・プー・サック』を、最後の継承者への聞き取りから読み解く。合わせて黒タイの文化や社会を解説する。
目次
解説（黒タイの文化的特徴；村落生活の現状；文字文化 ほか）
『タイ・プー・サック』父祖の征戦物語（草分けのくに作り；父祖の敗北；くにをもとめて ほか）
コラム（サー；ロ・コン・コアン；ギアロの地形 ほか）
著者等紹介
樫永真佐夫［カシナガマサオ］
１９７１年生まれ。兵庫県出身。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻文化人類学コース単位取得退学。博士（学術）。黒タイ文化の継承に関する研究で、第６回（平成２１年度）日本学術振興会賞受賞（２０１０年）。現在、国立民族学博物館准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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kozawa
1
ベトナムの少数民族（タイ主流のそれに比較的近い）について。その集団の伝えられた物語を丁寧な解説で。全体の１／７というのがもったいないので別の伝承者の手のものでも続きを残して欲しいが…2011/04/27
