内容説明
バロックの基本がわかれば、ピアノ演奏の基礎がわかる。演奏する人も、聴く人も、教える人も、すべての人に役立つアドバイスが満載。バロック音楽的背景や演奏技法、アーティキュレーション、そしてバッハ作品の解釈や演奏へのアプローチが一冊で理解できる。
目次
序章 バッハをとり上げるにあたって
第1章 スタイル
第2章 アーティキュレーション
第3章 インヴェンションとシンフォニア
第4章 平均律クラヴィーア曲集
第5章 舞曲集
著者等紹介
ソアレス,クラウディオ[ソアレス,クラウディオ] [Soares,Claudio]
ブラジルに生まれる。リオ・デ・ジャネイロ国立音楽大学にてミゲル・プロエンサ氏に師事。西ドイツ政府交換留学生として渡独し、ハノーファー国立音楽大学でハンス・ライグラフ氏に、ハンブルク国立音楽大学にてヤーラ・ベルネッテ氏に師事。在学中に“ナット・ヘン”と“ギオマル・ノヴァイス”ピアノコンクールで入賞。ブラジル、ドイツ、スイス、チェコ、アメリカ、フランス、日本各地でラジオ録音、テレビ出演、リサイタル、コンチェルト、デュオなど幅広く活躍。とくにドイツリートの伴奏で好評を博す。1983年の来日以来教育活動にも力を注ぎ、コンクール受賞者を多数育てている。ドイツ(カールスルーエ国際ピアノアカデミー)、イタリア(ヴェネツィア国際音楽アカデミー)、フランス(ロレーヌ音楽祭とヨーロッパ音楽マスタークラス:グランド・ナンシー国際アカデミー)、ブラジル(クリティーバとカンポス国際音楽アカデミー)などの国際アカデミーにて講師を務める。審査員としてはチェコのグスタフ・マーラー国際コンクール(ピアノ部門)、イタリアのルチアーノ・ガンテヨーロピアン国際コンクール、イタリアのモノポリ国際ピアノコンクールなどで活躍。ピティナのトヨタ賞と指導者賞を数回、堺市市民賞を受賞。現在は大阪音楽大学特任教授、同志社女子大学、ヤマハマスタークラス講師。堺ピアノ協会を主宰し、堺国際ピアノコンクールを創設。全国で数多くのワークショップと講座を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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