よくわかる文章表現の技術〈1〉表現・表記編 (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784625704055
  • NDC分類 816
  • Cコード C3081

目次

読点の打ち方
語順の文法
かなと漢字の書き分け
主語の省略と表出
表現選択の可能性
話しことばと書きことば
弱い判断の功罪
事実と意見の書き分け
「のだ」のさじ加減
接続詞の使い方
文の長さと読みやすさ
段落の考え方

著者等紹介

石黒圭[イシグロケイ]
横浜市出身。1993年一橋大学社会学部卒業。1999年早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、一橋大学留学生センター・言語社会研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kuririn

3
本書は、巷にあふれる文章技術の本とは少し毛色が違う。普通の文章技術本では著者の主張が前面に出てきて、この場合はこうだ、と「指南」する傾向が強い。もちろんその内容は、あらゆる読者にとって強力なツールとなり得るのだが、あくまでそれはその著者の見てきた世界に基づいている。その一方で本書は、著者の影が限りなく薄いのが特徴である。構成は、著者の講義の受講生(約100~300名)が課題に答えた結果を分析するというシンプルなものだが、その際に著者が模範解答を示したり、解答者の少ない選択肢を否定することはほとんどない。2016/07/17

mochi_u

3
「高校生のための文章読本」や「言語表現法講義」が書くという手で行う行為と、考えるという頭で行う行為の距離を縮めてくれる本であるのに対し、どう書くかという手で行う行為の方法にフォーカスした本です。揺れの多い日本語に真っ向から向きあいながら、なぜこう書くのかという理由を説明してくれます。漢字を開く根拠は頷きながら読みましたし、一文は短い方がいいという「短文信仰」について短い文と長い文の長所と短所を併記しながら否定していくあたりは、胸のすく思いでした。なぜならばが説明されているのがよいです。続きも読みたいです。2015/11/22

Nobu A

0
石黒圭先生の「よくわかる文章表現の技術」シリーズの1冊目(表現・表記編)を読了。正書法が確立していない日本語のゆるやかなルールに受講生への課題を集計統計化し、体系的に解説。とても勉強になった。しかし、専門分野でない文章論の咀嚼にはもう少し関連書を読み、勉強しないと難しいと実感。それが分かっただけでも大きな収穫。二冊目の文章構成編へと移る。2015/05/07

ワマ4世

0
この先生ってこんな感じなんだ(役に立たない感想)2015/03/12

もだんたいむす

0
2013.09.11 登録完了2013/09/11

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