出版社内容情報
盗用された二大国家の史書
「崇神」「応神」「仁徳」「雄略」「倭の五王」…狗奴国と邪馬壹国の歴史を発掘する。
?狗奴国の中心地は、鳥取県西部。邪馬壹国のそれは、太宰府。この二大国家の存在が明らかになったことから、『記紀』の主張する「大和朝廷」の屋台骨がぐらつき始めた。狗奴国の史書をこっそりと活用することにより、仁徳・雄略など「大和朝廷」の歴代天皇が作り出されていた。他方、邪馬壹国の史書はほとんど処分されている。だが、真実を消し去ることはできない。その真実が、今ここによみがえってきた。古代通史第三弾。
内容説明
狗奴国の中心地は、鳥取県西部。邪馬臺国のそれは、太宰府。この二大国家の存在が明らかになったことから、『記紀』の主張する「大和朝廷」の屋台骨がぐらつき始めた。狗奴国の史書をこっそりと活用することにより、仁徳・雄略など「大和朝廷」の歴代天皇が作り出されていた。他方、邪馬臺国の史書はほとんど処分されている。だが、真実を消し去ることはできない。その真実が、今ここによみがえってきた。古代通史第三弾。
目次
第1部 掠め盗られた古代王朝(意祁と袁祁の語る真実;これでも「大和朝廷」の天皇なのか;崇神を巡る『記紀』の深奥;雄略と泊瀬・吉野;別人にすり替えられていた狗奴国の大王たち)
第2部 消された古代王朝(邪馬臺国、その後;実在した九州王朝;「倭の五王」を巡る謎;巨大古墳の謎を解く)
著者等紹介
河村日下[カワムラクサカ]
1946(昭和21)年7月、鳥取県倉吉市に生まれる。37歳で、改めて日本古代史に興味を持ち、サービス業に従事しながら、その謎解きを始める。2005(平成17)年、58歳で仕事を辞め、古代の謎解きと『万葉集』の解読に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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