シリーズ・福祉と医療の現場から<br> 「赤ちゃんポスト」は、それでも必要です。―かけがえのない「命」を救うために

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シリーズ・福祉と医療の現場から
「赤ちゃんポスト」は、それでも必要です。―かけがえのない「命」を救うために

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623080908
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0336

出版社内容情報

親が育てられない赤ちゃんを匿名で預けられる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」が日本で最初に開設されてから10年がたった。ようやく二つ目が設置されようかという動きがあったものの、いまだ実現には至っていない。妊娠や子育てに悩んでいる人の相談活動を続ける著者は、ひとりでも多くの赤ちゃんの「命」の誕生を願ってその存在意義を訴え続ける。かけがえのない「命」のバトンをつなぐためにできることは何か。いま、あらためて議論の高まりを期待したい。

内容説明

親が育てられない赤ちゃんを匿名で預けられる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」が日本で最初に開設されてから十年がたった。ようやく二つ目が設置されようかという動きがあったものの、いまだ実現には至っていない。妊娠や子育てに悩んでいる人の相談活動を続ける著者は、ひとりでも多くの赤ちゃんの「命」の誕生を願ってその存在意義を訴え続ける

目次

第1章 シンボル的存在とは?
第2章 「in関西」の発表
第3章 「赤ちゃんポスト」新設のさらなる壁
第4章 「赤ちゃんポスト」での電話相談
第5章 小池百合子さん「希望の塾」の選抜試験に期待して
第6章 わたしの受けたSOS電話相談
第7章 あなたのとなりにいます―必要な支援を目指して
第8章 「赤ちゃんポスト」がつなぐ特別養子縁組
第9章 「赤ちゃんポスト」が必要なわけ

著者等紹介

田尻由貴子[タジリユキコ]
1950年、熊本県生まれ。国立指宿高等看護学校で看護師免許、熊本県立公衆衛生看護学院で助産師・保健師免許取得。佛教大学社会福祉学科卒業。熊本県立大学大学院修了。熊本県菊水町保健師、町立病院総婦長を経て、慈恵病院看護部長、相談役。2007年に設置された「こうのとりのゆりかご」の運営の中心的役割を果たす。全国妊娠SOSネットワーク理事、ハッピーゆりかごプロジェクト講師。2015年スタディライフ熊本(生涯学習支援事務所)特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小鈴

22
『はい赤ちゃん相談室田尻です』の続編のようなもの。慈恵病院を定年退職後、24時間SOS電話相談を始めた。悩み抜いてようやく手にした電話で田尻さんと話をして、それまで一人で抱えていた問題がシェアされ支援される。風俗店で働く女性は住民登録が不明になりやすく、住民登録から支援が始まる。無介助出産、誰にも言えず産科に行くことなく自宅で産むと、医師が立ち会っていないため出生証明書を書いてもらえないので特別な手続きが必要などなど知らないことも多かった。 2017/08/17

ハルキゲニア

13
虐待というと、なんとなく幼児くらいの年齢を思い浮かべるけれど、虐待死がいちばん多いのは0歳で、理由は「望まない妊娠」が最多だということを初めて知りました。二例めの赤ちゃんポストが神戸の助産院に作られる計画があったことも、それが立ち消えになったことも、この本を読んで知りました。赤ちゃんポストに限らず、追い詰められたお母さんと赤ちゃんを支援する公的機関が、もっとあってもいいのに、民間の有志が担っていることが多くて日本は子育てに向かない国だなと改めて認識しました。2022/08/11

海星梨

3
開けた瞬間、文字が大きくてビビった。もうちょっと中身を詰めてほしかった感はある。ドイツでも、というかどこでも嬰児置き去り事件はあるんだな。出自を知る権利というのは初めて知った。2020/02/19

しらたま

3
ドイツのベビークラッペをもとに作られた「こうのとりのゆりかご」。私自身も、一人でも多くの赤ちゃんや女性が救われるのなら、必要だと思う/高校生の女の子が妊娠するとあまりにも代償が大きい。それでは男子学生はどうなのか?何を思っているのか?/「赤ちゃんポスト」だけでなく、命について考えさせられた2017/11/02

逢日

2
仕事用。児童虐待死亡事例において、70%が0歳児である。さらに、その3割が0歳0日での死亡である。妊婦への過重とも思える支援や心配、望まぬ妊娠予備軍への対策はそんな数字に端を発している。1人でも多くの命を救うために。2023/04/13

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