信じない人のための「宗教」講義

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信じない人のための「宗教」講義

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  • サイズ B6判/ページ数 244,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622072928
  • NDC分類 160
  • Cコード C1014

出版社内容情報

キリスト教から神道まで、世界の諸宗教の歴史を公平に概説し、現代の宗教紛争の原因をも解きほぐす、ユニークな現代宗教学入門。

内容説明

信じなくても「宗教」はある。伝統として。制度として。習慣として。「宗教」を通じて私たちの時代の足もとに光を当てる、「目からウロコ」の宗教講義。

目次

宗教のネットワーク、無限の多様性
高校の地図帳に載っている「宗教」
ひとつの物語―ユダヤ教の伝承から
もう一回考える―共同体・戒律・神・神話・儀礼
二大宗教の拡大―キリスト教とイスラム教
キリスト教―信仰の系譜
近代を生み出した西洋
イスラム教というシステム
東ユーラシア/多神教
建て前としての仏教
変容のプロセス―仏教いろいろ
インド人の宗教―ヒンドゥー教
儒教と道教―転変の世界
どう語る?日本宗教
さまざまな宗教
デジタルなアイデンティティー
あっちとこっち―宗教的次元(?)と日常的次元(?)
障害を乗り越える宗教?
時代のなかの宗教

著者等紹介

中村圭志[ナカムラケイシ]
1958年、北海道小樽市に生まれる。北海道大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修了、宗教学専攻。編集者・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

12
無宗教者のための宗教入門。著者は宗教学を主な専門とする批評家・翻訳家。ユダヤ教、キリスト教、イスラーム、ヒンドゥー教、儒教と道教といった世界の主要な伝統宗教を紹介するとともに、後半では現代と宗教の関わりを平易に論じる。前半部については今までに得てきた各大宗教の知識の整理と再定義に役に立ったが、後半部に関してはなんとなくわかったようなわからんような。宗教を扱っている割にスイスイ読めるのは良いが、逆に引っかからずに読めたせいで頭にあまり残らなかったかな。2017/04/14

メルセ・ひすい

6
14-2 宗教の概要 歴史的民族的、中高生用・素人向き解説 信じなくても、伝統として、制度として、習慣として、宗教はある。キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教など、世界の諸宗教の歴史を概説し、宗教紛争の原因をも解明。ユニークな脱「信仰」型の宗教案内。1958年北海道生まれ。北海道大学文学部卒。東京大学大学院人文科学研究科修了、宗教学専攻。編集者、翻訳家。2010/10/06

牛タン

5
初学者向け宗教概論を装った過激思想書だと理解した(もちろん冗談)。あるいは著者の信仰告白(これも冗談)。真面目に感想を書くと、結局懐疑主義というか不可知論に陥っている気がした。というのも、著者はいろんな社会における「世俗と宗教」を眺めるのだが、結局宗教と世俗の区別はあいまいだとしか言わない。しかも宗教を普遍的な現象と捉えるか、社会ごとに規定される独立の現象と捉えるべきかもわからないと言う。もちろんそれすらも一つの立場で、いわゆる相対主義のパラドックスみたいなものを抜け出ていない?2018/09/06

nemunomori

5
「信じない人のための<法華経>講座」がとても良かったので本書も読みました。こちらもユーモラスな解説がわかりやすいです。<法華経>ほどにテンションは高くありませんでしたが、宗教の本質に迫る考察部分には迫力があります。学びたい読者にとって最後の読書案内は素晴らしいです。2017/09/12

nizimasu

4
この著者の本は他にもチャレンジしたことがあって、そのときはかなり難解でついていけませんでしたが、この本はわかりやすく、主要な宗教の概説をまとめてくれます。しかし、本の途中途中に、堂々巡りというか宗教についてよりも「宗教的」であったり「宗教の概念」だったりするものを拡張的にとらえたりして、宗教の意味合いが多義的な議論が始まったりする部分が頭の悪いワタシにはちょっとしんどくもあります。もうちょっとゆっくり思考しながら読むべきだったかなとも反省2013/02/26

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