出版社内容情報
現代日本の芸術の全頒野を横断して、そのオリジンに屹立する瀧口の、半世紀をこえる全仕事を集成。 アッジェ、ブラッサイ等の写真論から体験的映画を語った映画論を集成。シナリオ「北斎」収録。
内容説明
滝口修造とは誰か?現代芸術の全領野を横断してそのオリジンに屹立し、時代のアヴァンギャルドに常に位置した真の〈創造の人〉。その遺されたメッセージの全てをここに集成。
目次
1 写真の神話的感覚(写真の芸術性とはどう云うことか;ユージェーヌ・アッジェ;アルフレッド・スティーグリッツ;ポール・ストランド;モホリー・ナギ;エルンスト・ハース;アンガス・マックベイン;ピカソと写真 ほか)
2 私の映画体験(『美女と野獣』;ジャン・コクトオ;美術と映画;『乙女の星』のファントームについて;ダリと『白い恐怖』;「ヒロシマ」とシュルレアリスム;ベル・エポックの前衛映画;美術映画と完成した「ブラック」 ほか)
3 美術映画「北斎」