リスク危機管理―その体系的マネジメントの考え方

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 210p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784621080153
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C0030

内容説明

リスク管理と危機(クライシス)管理は、長い間独立した発展を遂げてきたが、近年は重なり合う部分が多くなってきている。「リスク危機管理」とは、「リスクと危機を統合的に取り扱い、体系的にマネジメントすることによって、危機の発生を減らし、危機による被害をできるだけ減少させることを目指す一連の行動」である。本書では、その考え方、体系的なマネジメントの流れ、具体的な手法、人間および社会との関わりなど、「リスク危機管理」を意識して行うための基礎知識を解説する。

目次

1 リスク危機管理を“意識”して行うことが必要な時代の出現
2 リスク危機管理の基本的性質
3 リスク危機管理の方法論総論
4 リスク段階のリスク危機管理
5 危機(クライシス)段階のリスク危機管理
6 危機発生とその終了後のリスク危機管理
7 リスク危機管理活動の統括マネジメントと総括的留意事項
8 リスク危機管理の手法
9 組織のリスク危機管理
10 リスク危機管理と人間および健全な社会

著者等紹介

宮林正恭[ミヤバヤシマサヤス]
現職:千葉科学大学副学長。1967年東京大学工学部卒業。同年、通商産業省(現・経済産業省)入省。科学技術庁、外務省在米日本大使館、宇宙開発事業団などを経て、95年科学技術庁原子力安全局長、96年科学技術政策研究所長、97年科学技術振興局長、98年理化学研究所理事を務め、2004年より現職。2007年3月、博士(工学)の学位を東京大学より受ける。大学では「リスク危機管理論」を講義。個人の日常から組織、経営まで、さまざまな分野でのリスク危機管理を支援している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がっち

2
リスクマネージメントの入門書としてすぐれているかと思う。リスクマネージメントの考え方、範囲、形式などさまざまなことが書かれている。対象別のリスクマネージメントもかかれているので、とてもわかりやすくなっているかと思う。2011/04/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/102458
  • ご注意事項