内容説明
「実験化学、理論化学、情報学を組合せ融合させることで化学反応を体系化し系統的に説明できる地図を作ろう」という著者の描く夢を表す「化学反応の系図」。本書により、化学研究における情報とコンピュータの新しい活用のかたちがはっきり見えてくる。
目次
化学反応と化学情報学
化学情報とコンピュータシステム
化学反応の予測(さまざまなシステムのかたち;定量的な予測のための取組み)
化学反応生成物の分子構造予測
将来への展望
著者等紹介
佐藤寛子[サトウヒロコ]
1990年お茶の水女子大学理学部化学科卒業。東レ株式会社、豊橋技術科学大学研究生を経て、1996年博士(理学)。理化学研究所基礎科学特別研究員、科学技術振興事業団さきがけ研究21研究者、国立情報学研究所情報メディア研究系助手を経て、現職、国立情報学研究所知能システム研究系助教授
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