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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とんぼ
3
今回の津波と共に明治・昭和の三陸地震津波とチリ地震での津波の当時の新聞記事や写真を織り交ぜた大津波の記録。百十数年の間で4回。割合的には四半世紀に一度。百年、千年に一度どころか、という話ですね…。明治の津波の際は、東京での新聞報道の第一報が発生の2日後というのに驚き、当時の通信事情はあれど、三陸海岸辺りの孤立感が窺える。ラストページの雪に覆われた被災地の写真が一番印象的だったな。同じ瓦礫の光景でも雪だけでこうも生の気配が失われるものなのか。2011/06/28
ikedama99
2
地元の本屋さんで購入。以前に「6枚の壁新聞」を購入した本屋さんは、震災関係の書籍を多くおいてある。IBCの本を購入したのも、この本屋さんの山形店だった。震災の写真集だが、「東日本」だけではなく、過去の三陸地震での津波(大海嘯との表現)やチリ地震の津波の状況や記事等もあげられていて、この地方のおかれた状況やそのときの対応が分かる点に引かれての購入。それにしても、地震だけではなく津波による災害というのは凄まじい。自分の住むところも海の近く、このようなときの対応を意識しておかないと・・と歴史から学べる。2013/03/14
そうとめ
2
明治三陸津波、昭和三陸津波、チリ地震津波について、当時の時代風景とともに描かれているので、東日本大震災の時に、これらの教訓の何が活かされたのか、活かされなかったのかを読み解くきっかけになります。 http://blog.goo.ne.jp/aki-nagi-kae/e/6da3f8b8b012d1aef481c8cf52dd28862012/09/22