出版社内容情報
1918年、シベリアに出兵した日本軍を相手に、日本人でありながらロシアで反戦活動をした佐藤三千夫。歴史の海に沈んだ、その知られざる生涯を描く。
実在の人物、佐藤三千夫(1900~1922)にスポットを当てた歴史小説。佐藤は1923年に当時創刊されたばかりの日本共産党機関誌『赤旗』にも取り上げられた。宮城県出身の佐藤は東北中学(現東北高校)卒業後、ハバロフスクに渡り材木商に就職。
その中で干渉軍と戦うパルチザンを知り、数人の日本人と共に反戦活動を開始した。
戦前、草の根で反戦平和のために戦った男の、知られざる真実とは。
【目次】
内容説明
百年前のロシア。不条理な侵攻者、シベリア出兵軍の前に立ちはだかった、日本人パルチザン・サトウの短くとも信義の生涯。
目次
第一章 密林にて(敗残兵;魔境タイガ ほか)
第二章 シベリア出兵の謎(ウクライナ独立;漂泊のチェコ軍団 ほか)
第三章 パルチザン(全滅した田中大隊;危険な伝単配り ほか)
第四章 茨の道(神童の悔恨;ユルタでの作詩 ほか)
終章 追弔ひとびと(歴史学者ゲオルギエフ;追悼集会への呼びかけ ほか)
著者等紹介
山田道幸[ヤマダミチユキ]
1934(昭和9)年5月、台湾生まれ。防衛大学を経て、日本歯科大学卒業。日本文芸家協会会員、日本ペンクラブ名誉会員、日本歯科医師会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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