莫山書話 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620319759
  • NDC分類 728.04
  • Cコード C0095

内容説明

現代に文人画の境地を甦らせた著者が、想いのままに綴った書の真髄。装いも新たに待望の復刊。

目次

第1章 名筆家の書(空海と平安初期の書;道風の憂愁 ほか)
第2章 書百話拾遺(良寛の漢詩;良謙老僧の書 ほか)
第3章 野ゆき山ゆき(明日香の石は乾いたままだ;わたしの観音 ほか)
第4章 書と歩く(文房四宝への憧憬;和紙有情 ほか)
第5章 虚空燦燦(三絶の世界;史邑先生 ほか)

著者等紹介

榊莫山[サカキバクザン]
大正15年(1926)、三重県上野市(現・伊賀市)に一七代続く旧家に生まれる。中学時代に書は松永楳園に、油彩を佐々木四郎に師事。京都大学文学部入学後、学徒動員で終戦を鹿児島で迎える。戦後、書を辻本史邑に、篆刻を梅舒適に学び、日本書芸院展、奎星会展などで度重なる最高賞を受賞。審査員としても活躍。昭和33年(1958)、書壇を退き、「詩書画三絶」の独自の世界を切り開く。また“莫山流”ともいうべき自然体の文体で多くの著作を発表し、読者を魅了している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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りんりんきりん

3
空海と最澄が遣唐使の船に乗って、中国に仏教を学び書家の王羲之と顔真卿に傾倒して行ったなんていう、大昔のことも莫山先生の本なら身近にかんじられる。 莫山先生の気さくな人柄が表れる語り口が魅力です。あまり知らなかった書家のことも知ることができたし、紹介されている書を実際に見てみたくなりました。2013/03/22

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