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内容説明
ビクトリアはエルデハリアの王宮で秘書を務めている。ある日、音信不通だった父親がふらりと現れ、王子の一人であるケイテブと賭をした。いかさまを見破られて投獄を言い渡された父親を助けるために、ビクトリアはケイテブの愛人として砂漠で暮らすことになる(『シークに買われた花嫁』)。カリスター王国のシークの娘クロエは身分を隠し、モデルとして働いていた。仕事で出向いたパーティで、彼女はニック・カリエールと名乗る億万長者に出会う。強引に誘惑され、クロエは一夜をともにしてしまった。彼が隣国のニコラス王子だとはまったく知らずに(『プリンスの告白』)。恋人のザフィールから故国で一緒に暮らそうと言われ、ジニーは喜びに包まれた。が、それはジニーが望むようなプロポーズではなかった。砂漠の国の王子であるザフィールとは文化が違うと悟り、傷心のジニーは彼の誘いを断るのだった。十年後、思わぬ再会が…(『千の夜をあまたと』)。
著者等紹介
マレリー,スーザン[マレリー,スーザン][Mallery,Susan]
USAトゥディ紙や大型書店などのベストセラーリストの常連作家。南カリフォルニア在住
マートン,サンドラ[マートン,サンドラ][Marton,Sandra]
作家。セクシーでゴージャスなヒーローを描く作風で多くの受賞歴を誇る。アメリカ北東部在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
圓(まどか)🐦
1
歪んだ見方なのは承知だけど、長編はヒロインが彼女のために用意された舞台で力を見せつけて聖女様扱いされていくのが何だか鼻につく。架空とはいえ砂漠の土地が不当に下げられているように見えて仕方なかった。短編は下半身直結でヒロインの話を聞かないヒーローがダメダメ。中編が一番作家としての力を読んでいて感じたけれど、シチュエーションが苦手で合わなかった。ヒーローの前の奥さん二人が不憫でそちらのほうが心に残ってしまったし。2011/07/23
くろうさぎ
0
一話目。読み始めたらなかなか終わらなかった。意外と長くてびっくりだった。人を信用できないヒーローと、いろんな人の為に思ったことはやらなきゃ気がすまないじゃじゃ馬系ヒロインでしたね・・・。二話目。とにかく短すぎる。自分を正当化しておいて他人の話も聞かないで非難するあたり最低ですね・・・。三話目。そりゃ普通は受け入れられないと思うんだけど、なぜそう思わないかなぁ・・・。留学だけじゃそんな考えは付かないか・・・・。2012/09/14
Mari
0
★★★2012/02/17
桜屋響
0
「シークに買われた花嫁」コミック版も良かったけど、原作も面白かった♪ヒロインがイイ。シークもので文化や法律の違いに異議を唱えるヒロインって基本苦手なんだけど、このヒロインは読んでて気持ちよかったなぁ♪ 「プリンスの告白」は超短編なんで、なんとも…。ツボなところもあるし、決してつまらなくはないんだけど。 「千の夜をあなたと」これが一番グッときたかも。最初、お馬鹿ヒーロー?と思ったら、読み進める内にヒーローヒロイン共に心情がどんどん切なく…。ちょっと重めだけど、ハッピーエンドで良かった~と思える話でした。2011/09/17