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内容説明
スコットランドの村で治療師をするフィオナの家にある日の夜更け、アメリカ人らしき男性が訪れた。ここへはめったに人は訪ねてこないのに、何の用だろう。それに、彼はひどい咳をしている。今すぐ休ませないと、肺炎にかかってしまうわ。見知らぬ男性への興味は、体が弱っていてもなお伝わってくる強烈な男らしさのせいでいっそう駆りたてられた。フィオナが名乗ると、男性はいきなり彼女の手を取って言った。「きみこそ、ぼくが探し求めていた女性だ」。
著者等紹介
ブロードリック,アネット[ブロードリック,アネット][Broadrick,Annette]
シルエット・シリーズを代表する作家。ロマンスと人生の奇跡を信じ、ミズーリ州オザーク湖畔でロマンス小説を執筆する日々を過ごす。’84年のデビュー以来、想像力に富んだ斬新な作風で読者を魅了、ロマンティックタイムズ誌で数多くの賞を獲得している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
16
生まれてすぐに別々に養子に出された三つ子のお話、三部作の第一話。二話目を先に読んでとても気に入り、さんざん再読したせいか今作のヒロイン&ヒーローにイマイチ興味が持てない(二話目にちょっとだけ登場して関わりが説明されていた)。斜め読みで終わってしまった。残された三人目の三つ子のお話は未読。2022/06/14
アカツキ
8
弟に夫を殺された女性が三つ子を生んで亡くなり、医師夫婦は彼女の遺言通りに過去が分からぬようにして養子に出した…というロマンス三部作。ヒロインは三つ子の一人。医師夫婦の養子になり、村はずれで治療師をしている。ヒーローはやもめの私立探偵。ある女性から本当の両親を知りたいと依頼されてアメリカからスコットランドへ。霧で道に迷っているうちに体調悪化、たまたま訪ねた家がヒロイン宅で…。正直にお互い好意を持っていることを告白するのでゴタゴタがない。思わぬ恋に戸惑う二人と、優しく二人の背を押す周りの人々。2019/08/27