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出版社内容情報
愛する人はみんな去っていく。
だから、もう誰も愛さないと決めたのに……。
マルゴは恋人のギリシア富豪レオに、いきなり求婚された。
一族の大企業を率いる彼は、跡継ぎをもうける決意をしたという。
母親にないがしろにされ、里親を転々として育ったマルゴは、
愛する人にはいずれ見捨てられることを思い知っていた。
だからこそ、自分は誰とも愛に基づく関係は築けないのだと悟り、
やむなく求婚を断ると、レオは最後に体を奪って去っていった。
そのときに彼が見せた瞳の冷たさは、本当の終わりを告げていた。
だが1カ月後、マルゴは体に変調を覚えた。まさか、赤ちゃん……。
予期せぬ事態に、彼女は途方に暮れた。愛を注がれずに育ったからこそ、
子供には両親の愛を与えたい。でも、今さら彼にどう告げたらいいの?
涙なくして読めない物語を紡ぐK・ヒューイットの2部作、〈新妻物語〉第2話をお贈りします。まともに子育てができない母親の出産により、弱冠11歳にして異父妹の面倒を見ていたマルゴ。悲しい過去を背負って生きてきた彼女に、幸せはいつ訪れるのでしょうか?
ケイト・ヒューイット[ケイトヒューイット]
著・文・その他
松島なお子[マツシマナオコ]
翻訳
内容説明
マルゴは恋人のギリシア富豪レオに、いきなり求婚された。一族の大企業を率いる彼は、跡継ぎをもうける決意をしたという。母親にないがしろにされ、里親を転々として育ったマルゴは、愛する人にはいずれ見捨てられることを思い知っていた。だからこそ、自分は誰とも愛に基づく関係は築けないのだと悟り、やむなく求婚を断ると、レオは最後に体を奪って去っていった。そのときに彼が見せた瞳の冷たさは、本当の終わりを告げていた。だが1カ月後、マルゴは体に変調を覚えた。まさか、赤ちゃん…。予期せぬ事態に、彼女は途方に暮れた。愛を注がれずに育ったからこそ、子供には両親の愛を与えたい。でも、今さら彼にどう告げたらいいの?
著者等紹介
ヒューイット,ケイト[ヒューイット,ケイト] [Hewitt,Kate]
アメリカ・ペンシルバニア州で育つ。大学で演劇を学び、劇場での仕事に就こうと移ったニューヨークで兄の幼なじみと出会い結婚した。その後、イギリスに渡り6年間を過ごす。雑誌に短編を書いたのがきっかけで執筆を始め、長編や連載小説も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。