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出版社内容情報
籠の鳥のように育ったけれど、今、
愛する彼のもとへ飛んでいきたい。
両親から惜しみない愛情を受けて育ったアニカの人生は一変した。
反対を押し切って看護師をめざしたとたんに家族から見放され、
今は介護施設で働いて生活費を稼ぎながら実習をこなす身の上だ。
唯一の心の慰めは、実習先の小児科医レイエスをひそかに眺めること。
浅黒い肌に黒い髪と瞳を持つ彼には野性的な魅力がある。
ある日、話がしたいとレイエスに言われて天にも昇る心地になるが、
彼はすげなく告げた。「きみの兄さんから、見守るよう頼まれたんだ」
レイエスにとってわたしはただの友人の妹……。アニカは意気消沈した。
じつのところ、純真無垢な彼女に自分のような男はふさわしくないと、
彼がどうにか気持ちを押し殺しているとも知らずに。
人の役に立ちたいと、粉骨砕身して看護や介護に明け暮れる日々のアニカと、純粋で努力家の彼女に惹かれるわけにいかず悶々とするレイエス。じりじりするような純愛ストーリーをご堪能ください。
キャロル・マリネッリ[キャロルマリネッリ]
著・文・その他
高橋美友紀[タカハシミユキ]
翻訳
内容説明
両親から惜しみない愛情を受けて育ったアニカの人生は一変した。反対を押し切って看護師をめざしたとたんに家族から見放され、今は介護施設で働いて生活費を稼ぎながら実習をこなす身の上だ。唯一の心の慰めは、実習先の小児科医レイエスをひそかに眺めること。浅黒い肌に黒い髪と瞳を持つ彼には野性的な魅力がある。ある日、話がしたいとレイエスに言われて天にも昇る心地になるが、彼はすげなく告げた。「きみの兄さんから、見守るよう頼まれたんだ」レイエスにとってわたしはただの友人の妹…。アニカは意気消沈した。じつのところ、純真無垢な彼女に自分のような男はふさわしくないと、彼がどうにか気持ちを押し殺しているとも知らずに。
著者等紹介
マリネッリ,キャロル[マリネッリ,キャロル] [Marinelli,Carol]
イギリスで看護教育を受け、救急外来に長年勤務する。バックパックを背負っての旅行中に芽生えたロマンスを経て結婚し、オーストラリアに移り住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。