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出版社内容情報
たとえ私を愛してくれなくても、
血を分けたこの子だけでも……。
サラは生後半年の息子を母に預け、大病院の救急科に復職したが、
初日、そこにはなんと1年半前に別れた恋人ジェイミーがいた。
彼女が結婚を夢見るようになったとたんに異国へ逃げた彼は、
その9カ月後に我が子が生まれたことをまだ知らない。
ジェイミーは最初から結婚も子供も望まないと宣言していたから、
捨てられて傷心していたサラは、独りで産み育てる決意をしたのだ。
彼の優秀な仕事ぶりに再びうずく恋心を必死に戒める彼女だったが、
そんなとき運悪く、サラの母が孫息子を連れて二人の前に現れた。
赤ん坊の月齢、瞳の色……にわかに自分の子と悟ったジェイミーは、
サラの母に冷たく言った。「少しサラと二人にしてもらえませんか?」
大人気作家スカーレット・ウィルソンと並び、命の現場を多く描きファンを魅了するアン・フレイザーのデビュー作をお贈りします。独身主義の冷淡なヒーローにさいなまれるヒロインですが、じつは彼には大きな秘密が……。世にも切ないシークレットベビー物語!
内容説明
サラは生後半年の息子を母に預け、大病院の救急科に復職したが、初日、そこにはなんと1年半前に別れた恋人ジェイミーがいた。彼女が結婚を夢見るようになったとたんに異国へ逃げた彼は、その9カ月後に我が子が生まれたことをまだ知らない。ジェイミーは最初から結婚も子供も望まないと宣言していたから、捨てられて傷心していたサラは、独りで産み育てる決意をしたのだ。彼の優秀な仕事ぶりに再びうずく恋心を必死に戒める彼女だったが、そんなとき運悪く、サラの母が孫息子を連れて二人の前に現れた。赤ん坊の月齢、瞳の色…にわかに自分の子と悟ったジェイミーは、サラの母に冷たく言った。「少しサラと二人にしてもらえませんか?」
著者等紹介
フレイザー,アン[フレイザー,アン] [Fraser,Anne]
スコットランド生まれの南アフリカ育ち。学校を卒業して、いったん両親の故郷であるスコットランド西岸の離島へ戻るが、看護師の訓練を積むために島を離れ、その後は大学に進学して英文学を専攻した。かつて病院で人工授精の部署を統括していた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。