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内容説明
人でごった返すスペイン、マドリードの空港。搭乗便を待つメーガンは思いがけない人物にでくわした。エミリオ・リオス―以前から憧れていた兄の友人であり、いまや派手な女性関係で知られる裕福な実業家の彼。2年前に冷たくあしらわれて以来、距離をおいてきたけれど…。すると彼は挨拶もないまま、メーガンを引き寄せてキスをした。呆然とするメーガンに、彼は謎めいた視線を送ってたたみかける。「今夜、僕と一緒に過ごさないか?」「100万ドル出せるならね」動揺のあまりメーガンは軽口で返した。それが、めくるめく嵐のような1日の始まりだった―。
著者等紹介
ローレンス,キム[ローレンス,キム][Lawrence,Kim]
イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む。夫と元気な男の子が2人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
それなりには楽しめた。但し、ヒーローとヒロインのセリフの合間毎に互いの思いが入るんだけど、それが長くて、前のセリフを思い出すために何度か戻ったりして、めんどくさかった。ヒロインは身内から不当な扱いを受け続けて自信を持てないところに、憧れてたヒーローにボロクソに怒られた過去から立ち直れない不憫な女性ですが、ヒーローへの態度は結構横柄です。ヒーローが若干チキンに感じたところがちょっと残念ですが、終盤盛り返してくれてホッとしました。一年前にその強引さを発揮してればなお良かったのにね。2015/05/11
くろうさぎ
0
これは、ヒロインの育った環境によるもんなんでしょうねぇ・・・。ヒロイン父とヒーロー父は、まぁ、自分勝手なろくでなしのようですね。ヒーローは、ちょっと回りくどいというか、、勝手に誤解してるしねぇ・・・・。2012/10/30
MOMO
0
善的で自意識過剰、自己憐憫ドップリの決め付け女のメーガンちゃん。彼女の得意技は自虐ネタと、人の言葉を最後まで聞かずに、独自の変換装置を使って歪めて解釈することです。これを自信の無さや、愛されたいという思いの裏返しで、己を守ろうとする防御装置だと解釈できれば、彼女のことを可愛いと思えるんでしょう・・・きっと・・おそらく・・・2012/03/21