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内容説明
サリーは冷酷な資算家である父親の庇護の元から独立し、今は博物館研究員として働いている。介護施設へ入所している母親を見舞いながらの生活は決して楽ではなかったが、妻にはまったく無関心な父親の代わりを務められるのはサリー以外になかった。ある日、サリーは父親のオフィスで買収王と呼ばれる豪腕な実業家ザック・デルッカに出くわした。まるで獲物を狙う猛獣のような目でこちらを見る彼に、サリーは嫌悪感を覚えた。いったい私をなんだと思っているの?だが、数日のうちに答えは明白になった―彼女の最も望まない形で。多くの読者から支持されている実力派作家、一年ぶりの新作。どんな困難も健気に切り抜けてきたサリーでしたが、ザックの脅迫的な誘惑はあまりにも強力で…。
著者等紹介
バード,ジャクリーン[バード,ジャクリーン][Baird,Jacqueline]
趣味は油絵を描くことだったが、家族からにおいに苦情を言われ、文章を書くことにした。そしてすぐにロマンス小説の執筆に夢中になった。旅行が好きで、アルバイトをしながらヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアを回った。英国に戻ったときに結婚。二人の息子に恵まれ、現在も生まれ故郷のイングランド北東部に夫とともに暮らしている。ロマンティックタイムズ誌の賞の受賞歴があり、ベストセラーリストにもたびたび登場する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びわ
9
プレイボーイで自信満々のヒーローが、どんどん自信を削られてヒロインにのめり込んでいくお話。やることなすこと裏目に出るヒーローに笑ってしまった…最後も妊娠したなら結婚するはずとか思い込んでるおバカさんでした。2013/02/10
kyara
8
序盤、すかっリ目を奪われたヒロインに自信たっぷりに微笑みかけ、あっさり無視をされ茫然自失するヒーロー。笑える…ああ^^面白そうな予感。面白かった!! ヒロイン幼馴染みから、職場の上司にまで嫉妬し、威嚇する、威嚇する。一線をやっと越えられた(笑)後のヒーローの突っ走りぶりと、ヒロインに逃げられた後のやつれっぷりに萌えました。ほんと楽しかった。いつまでもヒロインのお尻に敷かれてお幸せにね!!ハーレで久しぶりのアタリ本。2011/10/08
ひまわり
7
ヒロインの一挙一動に右往左往するヒーロー(笑)結構ナイーブよね。自分の見たいものしか見えない思い込みがスゴい。2011/10/11
みろん
6
病弱な母の看護に必死になっている重役令嬢と、その重役に会社の金を横領されている会社経営者とのロマンス。自信家のヒーローが自分に見向きもしないヒロインを必死に口説いたり、嫉妬メラメラする展開はやっぱり楽しい(笑)。2011/04/04
くろうさぎ
5
傲慢な思い込みの激しいヒーローでしたが、意外と早く反省していたので、かっとなりやすいが人がいいところもあるのねぇ・・・と、但し、ヒロイン母が亡くなってしまったので、最後には、ヒロイン父から金を全部回収して、起訴するか、解雇するか、何かして欲しかったわ!2011/06/27