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内容説明
三年前の夏、まだ十八歳だったロージーが体験したのは、強い憧れをいだいてきた男性との目くるめく熱いキスだった。彼の名はガード。今日、カラシア国大公の座を受け継いだばかりだ。二人は激しく情熱をぶつけ合ったはずなのに、あのときガードはふいに身を引き、去っていった。戴冠式の祝賀舞踏会で再会して、あらためてロージーの胸は騒いだ。彼の腕に抱かれたとたん、甘い衝撃がよみがえる。けれどガードがそれまで踊っていたのは、美貌のプリンセス。彼の花嫁候補と言われる優雅な女性だった。この切ない思いを、私はいったいどうすればいいの―。
著者等紹介
ドナルド,ロビン[ドナルド,ロビン][Donald,Robyn]
ニュージーランド北部の牧場主の家に、一男五女の長女として生まれた。十五歳で師範学校に学び、十九歳で結婚、同時に小学校の教師となる。子育てを終えて一時休んでいた教職に戻り、かたわら執筆を始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirara
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戴冠式の祝賀舞踏会から始まって、ほんの少し二人だけの休暇を楽しみます。お互いに一方通行の気持ちを抱えているのがなぜかつたわらない。煮え切らない態度のヒーローにイライラします。ヒロインも「わたしなんか」の人です。3年前に拒否された経験からひどく疑うし、自分を卑下してウジウジ考えすぎでは?お相手が国の主となればそうなってしまうかな?2017/03/31
akiyuki_1717
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両思いだったのに、ヒロインが幼かったことと、ヒーローは年の差とプライドのせいで、真実を問うこともなく誤解を解く音ができないまま三年を無駄にしたというお話…サラリと読めたし、悪い人も出てこなくて、読後感は良かった。2016/05/18
月
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★★★☆☆派手な展開がない分面白味に欠けるが、心情設定が利にかなっていてそこは良い読み物だと思った。2013/12/09
ちゃろ
0
⭐⭐⭐⭐2013/08/30
Mari
0
★★★★2011/03/26