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内容説明
ケイティは陰鬱な面持ちで飛行機に乗り込んだ。行き先はローマ。皮肉にも、彼女の音楽人生の一部になるはずだった街だ。火事のせいで美声を失い、オペラ歌手になる夢も諦めざるをえず駆け出しの事務弁護士として生計を立てているものの、ケイティは恋愛にも人生にも絶望していた。面会相手のリーゴ・ルッジェーロは、プレイボーイの大物実業家。電話の様子では、依頼人である義兄と確執があるらしい。だが現れたリーゴを見た瞬間、ケイティの体は熱くなった。日に焼けた彼の姿は写真よりずっと華やかでセクシーだった。多忙を理由に、リーゴはケイティに秘書役を頼み…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
1
オペラ歌手になる夢が破れた女性。弁護士となり、ある日遺言をもってイタリアの実業家の元へ向かう…というおはなし。なんですが、とにかく荒唐無稽、HQとはいえ、歌手の勉強をしていた人が数年で弁護士になれるんだろうか…と悩み始めたらもうロマンスには興味が出ず。せめて音楽方面の仕事に設定してたらまだわかったのになあ。2014/10/31
MOMO
1
ケイティちゃん、お願いだから、仕事して!!!第一、あんた事務弁護士の仕事をなめてんじゃないの?あんたの仕事はさっさと遺言状の読み上げをすることで、妄想モードを突っ走らせ、男に色目使うことじゃぁないのよ!何考えてるんだか、このうわっついた小娘ときたら!おまけに自分がチンタラしていたせいで遺言状を読み上げそこなったくせに、用事のできたリーゴ君に置いてきぼり食らったって文句言い出す始末だし・・・挙句に勝手に出歩いておきながら、遺言聞きたかったら探してみろだぁ?仕事をナンだと思ってんだぁ!!!2010/09/17
みろん
0
オペラ歌手への道を断念した事務弁護士と、確執のあった義兄から遺産を受け取ることになった実業家とのロマンス。結構深刻なはずなのに、ヒロインは調子のズレたウキウキした性格なのがちょっと…。設定から受ける印象と、キャラの心理描写が一致してないような…2010/09/11
Mari
0
★★★2010/09/05