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内容説明
「デイビッド!また会えたわね、すてき!」ルーシーはその場に居合わせた見知らぬ男性に腕をからませた。広告用写真の写真家である彼女は、新たな契約を得ようと、雑誌社の重役二人をレストランに招いてもてなした。だが、食事のあとで重役のひとりが仕事を餌に言い寄ってきたのだ。結局、気をそがれた重役はそそくさと去り、彼女は脚から力が抜けた。安堵の表情を浮かべたルーシーに、初対面の男性はシンと名乗った。「震えているじゃないか」彼はけげんそうに眉をひそめ、ホテルの自分の部屋に来てブランデーを飲むよう勧める。分別がないと思いながらも、ルーシーはシンの誘いを受けていた。
著者等紹介
モーティマー,キャロル[モーティマー,キャロル][Mortimer,Carole]
1978年にイギリスでデビュー。イギリスはベッドフォードシャー州の小村で育った。一時は看護師を志したが、転倒した際に痛めた背中が治りきらず断念。その後、某有名文房具メーカーのコンピューター部門に勤めた。現在マン島に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サム
2
「ベネチアの夜に包まれて」と同じ筋の設定違い。同じようにすすむストーリーに飽きる事もなく「おもしろいからこのすじで何本でも読ませて」と思ってしまう私は作者のファンでしかない。2010/11/01
サム
1
しかも比較したくてまた両作品を読み比べてしまった。違いはヒーローがヒロインを信じない嫌な奴って事ですが 最後誤解に自分から気付き彼なりに一生懸命愛を告白する部分で私は許してやりました。2010/11/02
くまた
0
接待相手に露骨に関係を迫られ困っていた写真家ルーシーとまたま通りがかっただけで知り合いのふりをされた接待相手の親会社会長シンのお話。過去に苦い経験があったとしてもポールの言う事をあっさり信じ、初対面の相手とバースコントロールもろくにしない大会社の会長って大丈夫なのか。シンの思い込みの強さはちょっといただけないが、ヒーロー、ヒロイン共に結構魅力的で楽しい。昔、嘘をついた女性社員は解雇でろくでなしポールがお咎めなしなのは気に入らないが。2017/07/09
葉月
0
C2011/11/07
ぽむのき
0
★★☆(好き)2010/07/27