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内容説明
オフィーリアが長く面倒を見てきた祖母が亡くなり、遺言状が読みあげられるときがきた。その席にリサンダー・メタクシスも立ち会うと知って、オフィーリアは内心穏やかでなかった。祖母が住んでいたマドリガル邸は、もとはメタクシスの一族の所有で、リサンダーはここを買い戻そうと躍起になっていた。とはいえ、彼が呼ばれる理由はないはずなのに。間もなく、驚愕の内容が明かされた。屋敷はオフィーリアとリサンダーに遺贈。ただし両者の結婚が条件。まさか。彼と結婚するなんてありえない。
著者等紹介
グレアム,リン[グレアム,リン][Graham,Lynne]
北アイルランド出身。大学で法律を学ぶと同時に、十四歳のときからの恋人と卒業後に結婚。この結婚生活は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。イギリス郊外に家と五エーカーの森林を持ち、そこで現在、スリランカとグアテマラからの養子を含めた五人の子供を育てている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろうさぎ
2
なんとも、血も涙もない意地悪婆さんだった!しかし、ヒーローも悪いほうへ悪いほうへと勝手に思い込んでいく、止まらない男だった。ヒロインの母、ヒーローの父複雑です。2010/12/19
こえん
2
同じような設定展開の作品をあれこれ見たような気がする…というノリだった。ただ、いずれのものに比べてもインパクトに欠けるカンジ、特にきょうだいを探すヒロイン…という点では別シリーズの印象が強すぎだし~。2009/10/27
akiyuki_1717
1
三部作でこちらを最後に読んだ。複雑すぎてこのページ数で書くには無理があったかも。内容的にもヒーローがそこまで慌てて母の生家を買い戻そうと意地になるのもピンと来なかった。ヒロインの祖母が意地悪で仕返しという点を考慮してもヒロインのことをそこまで悪く解釈する必要もなかったような。大元は自分の父親が悪かったんだし、土地を買い戻そうと決めた時点で母親に事実を確認するべきだろう。成り上がりの富豪シリーズってみんな早いとちりで悪い方にしか考えないんだよなぁ。なのにやたらと母親思い出優しいて、ある意味では多重人格だよね2024/01/07
ひまわり
1
どこかで読んだような設定だった。家屋敷相続のための便宜結婚・・・「情熱はほろ苦く」と似てるのね。2010/07/03
こえん
1
再読。うう~ん、それなりに楽しいけど、やっぱり過去の作品のあれやこれと似てるのがな~。2010/03/26