ハーレクイン・ロマンス<br> 愛を禁じた二人

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ハーレクイン・ロマンス
愛を禁じた二人

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  • サイズ 新書判/ページ数 156p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784596124180
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

両親を突然の自動車事故で失い、マリアンの心は悲しみに染まった。葬儀の日、父の旧友の息子だという男性レイフが弔問に訪れたが、なぜか彼の態度には反感と冷ややかさがにじんでいる。しかしそんな懸念も、弁護士から聞いた話で吹き飛んだ。父が抱えていた巨額の負債のため、広大な屋敷は人手に渡るという。困惑するマリアンに、屋敷をホテルにして共同経営しようと、二日後、レイフから救済策が提案された。願ってもない申し出を快諾したものの、レイフの態度は相変わらずよそよそしいままだ。いったい彼の狙いは何?マリアンは不安に駆られた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

19
ヘレン・ブルックスのヒロインはとことん頑固。誠実で温かい人柄だとは思うけど。両親のように愛し愛されて結ばれたい、そうじゃなければ始めない方が良いと言い、ヒーローの誘惑をきっぱりはねつける。ヒーローが妻に裏切られ、苦い思いをして離婚したせいで割り切った女性としかつきあわないと言い切りながらヒロインに惹かれ、自分の思い込みは間違っているのではと徐々に方向転換するのは○。ただときめかないのよね、残念ながら。ワクワクもどきどきも足りない。いっそのことヒーロー父のロマンスをもっと掘り下げてくれたら良かったかも。2023/09/28

くまた

1
生まれ育った屋敷が抵当に入っていると知ったマリアンとその屋敷をホテルにするので運営する代わりに所有権の半分と給与を出そうという太っ腹な申し出をするレイフとのお話。表面をさらっと流すような感じでちょっと盛り上がりにかけたけど普通に読了。しかし、事実も確かめず自分の思い込みで相手をいきなり無視するような人ってどうなのか。本当に彼女で良い訳と思った。2017/05/19

くろうさぎ

1
自分の経験と父親から聞いた話で勝手に憶測して、ヒロインを軽蔑してるヒーロー。いいところは、ヒロインが、物怖じせずにヒーローに思った事を正直に言うところだね~~~。2010/08/14

MOMO

1
冷酷女だと思ってる女性に惹かれ、肉体の反応を押し殺して無礼な態度をとる傲慢勘違い男レイフ君。<父ちゃんが母ちゃんを心から愛せなかったのは、父ちゃんから金持ち男に乗り換えた女のせいだから、その娘もきっと、やなやつなんだ>という理論で決め付けるのって・・・あんたいったい、いくつよ・・・まぁ、間違いに気づくのに時間はそう、かかんなかったけどさ・・・一流のビジネスマンっていう割にはお粗末よね・・・2009/10/25

みろん

1
相続する屋敷を手放したくない女性と、屋敷の共同経営を提案してきた実業家とのロマンス。過去の経験と思い込みからヒロインを悪女だと思っているヒーローが、だんだんその誤解を解いてくお話。チクチク責めるヒーローも難だけど、ヒロインも言いたい事はズバッと発言してるから負けてない。可もなく不可もないと思えたロマンス。2009/11/11

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