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内容説明
自ら営む花屋のオフィスにいたクリスティーナは、不意に聞こえてきた話し声にどきっとした。昨日、ちょっとした窮地を救ってくれた男性に違いない。途方もなくセクシーな彼にクリスティーナは心を奪われた。彼はラファエルと名乗り、大企業の経営者だとわかったが、再会を約す言葉もなく、行ってしまったのだった。「僕がいないほうが君は幸せだろう…」どうやら花束に添えるカードを店員に書かせているらしい。花を贈って一方的に恋人との関係を絶つ魂胆ね。非情な男！クリスティーナは怒りに駆られ、彼の前に進み出た。
著者等紹介
ウィリアムズ，キャシー［ウィリアムズ，キャシー］［Ｗｉｌｌｉａｍｓ，Ｃａｔｈｙ］
トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、二つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、１９７５年エクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。結婚後はイングランドに暮らす。現在は中部地方在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
6
まんがもあり。まっすぐな女性がとっても魅力的です。男子はひねくれまくってますが、彼女に夢中になった時点ではい、おしまい。愉快愉快。2015/04/15
糸車
4
母から”適切な妻”を見つけなさいと言われ、反発するヒーロー。ワーカホリックで傲慢な彼は、裕福で育ちのいいヒロインにイライラさせられながらも結局甲斐甲斐しく面倒をみてしまう。つまり初対面から気になって仕方がなかったのね？ヒロインは夢を持って実際に行動するふんわりした雰囲気の女性。ヒーローを愛しているこそ条件が合うから結婚するなんて受け入れることは出来ない。独占欲むき出しで婚約破棄後もお節介を焼きにくるヒーローが塀と生垣をよじ登ってぼろぼろになり、かっこ悪い姿を晒しながら必死に本音を伝える場面は楽しかった。2013/10/29
月
1
★★★★☆富裕層の出身で世間ずれしていなく明るく素直。美人ではないがそこそこ魅力的。一見脇役なキャラのヒロインを引き出したストーリーがなかなか良かった。ヒーローはありきたりに傲慢タイプだけど、面倒見が良い兄貴分を発揮するところがよい。最後はひ弱って愛の告白するところはお約束。2012/09/12
みろん
1
おしゃべりが大好きな花屋の経営者と、母親から再婚するよう強いられている実業家とのロマンス。やむなく、甲斐甲斐しくヒロインの面倒を見るヒーローの話は結構好きな展開。大きなメリハリはないシンプルな話だけど、微妙な心理描写もまあまあ良かった。2009/10/20
Mari
0
★★☆2009/08/19
