ハーレクイン・ロマンス<br> 誘惑のチェス・ゲーム―非情な恋人〈3〉

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ハーレクイン・ロマンス
誘惑のチェス・ゲーム―非情な恋人〈3〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 156p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784596123510
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

イタリア人実業家、セルジョのロンドン・オフィスの一角には、プレイ途中の高価なチェス盤が展示してある。“手を触れないでください”と表示されているにもかかわらず、この三週間、夜ごと一手ずつ駒を動かす者がいる。セルジョが舌を巻くほどの腕の持ち主だ。意外なことに犯人は、夜間、ビルの清掃作業に通うキャシーだった。ある辛い過去ゆえ、ひっそりと暮らす女性だが、そんな事情を知らないセルジョは好奇心をそそられ、彼女の行為は自分の気を引くための策略に違いないと考えた。彼は警備主任を制して言った。「この件は僕が処理する」。

著者等紹介

グレアム,リン[グレアム,リン][Graham,Lynne]
北アイルランド出身。7月30日生まれ。十代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分でロマンス小説を書いたのは十五歳のとき。大学で法律を学ぶと同時に、十四歳のときからの恋人と卒業後に結婚。この結婚生活は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。イギリス郊外に家と五エーカーの森林を持ち、そこで現在、スリランカとグアテマラからの養子を含めた五人の子供を育てている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃろ

5
⭐⭐⭐夜間清掃員×富豪実業家。オフィスに置かれたチェスの駒を密かに動かしていたのが清掃員だと知って、近づいてきた裏を疑うヒーロー。傲慢イタリア人ヒーローがヒロインを信用しないために、ヒロインに反撃されてオロオロするのが小気味いい。それでも真は、優しくて保護欲満載のヒーローが良かった(≧∇≦)2014/10/25

Elie

2
イギリス、ロンドン。キャシー、23才。昼はウェイトレス、夜はオフィスの清掃員。セルジョ、イタリア人、実業家。何代も続くワイナリーの所有者。 キーワード、チェス、窃盗罪。 久しぶりに、リン・グレアム作品を読みました。二人のやり取りに脱帽。こんな会話を紡ぎ出せるなんて、すごいと思います。 セルジョがキャシーを有罪と決めつけ、全く聞く耳を持たない。私の身近にもいるので、心が締め付けられました。チェスで凌ごうなんて、よく考えつきましたね!。キャシーが身分差、故に卑屈にならず、正直に話し、行動することに好感。2016/04/09

akiyuki_1717

2
リンさんらしいストーリーで、相も変わらず、ヒーロー、ヒロインどちらにも魅力なし~何でこんなに喧嘩ばかりしているストーリーがあちらではもてはやされるのか疑問です…日本人より感情の起伏が激しいんだろうけど、こんなに衝動的で、激情に浮かされてるから浮気も離婚も多いんじゃないかと私は勝手に推測しています。二人共基本は欲情からのもので、いたわりや、愛情、思いやりってものが全くなかったです。ヒーローは若い時にヒロインと同じような罪を着せられたのに、ヒロインの告白を全く信用する気もサラサラ無く、人間としてもブーです。2016/03/18

KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》

1
今回も会話はほとんど喧嘩腰。話の展開が早いからか、サラサラと読めた。このシリーズは、どれもそうだった。2015/01/25

くろうさぎ

1
ヒロインが、一生懸命、ヒーローに言い返してるのがいいよね~~。しかし、レオニダスの結婚前夜のスタッグパーティって、結局、何のためにあったのかよくわからない。誰のためにもならなかったんじゃん・・・。しかも、楽しんでないみたいだし、、2010/07/02

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