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内容説明
ダーシーはロンドンの大手建設会社社長の令嬢で、娘の大学進学も許さない保守的な父親に反発し、海外を中心に住み込みの家政婦として働いていた。ある日、父の要請で帰郷すると、思いがけない事態が待っていた。父が引退し、目をかけていた青年に会社を任せるというのだ。しかも、青年を娘の婿にと企んでいるらしい。新社長のお披露目パーティの夜、ダーシーはその青年、ジョエルを見て仰天した。彼こそ二年前、悪夢のような出会い方をした憎き男だ。ダーシーは奈落の底に突き落とされる思いだった。
著者等紹介
クレイヴン,サラ[クレイヴン,サラ][Craven,Sara]
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。グラマースクール卒業後は、地元のジャーナリストとして、フラワーショーから殺人事件まで、あらゆる分野の記事を手がける。ロマンス小説を書き始めたのは1975年から。サマセット在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽこ
6
父が仕組んだ契約結婚の相手は、かつてヒロインをストリッパーだと罵り、追い払った男。結婚は形のみ、体の関係は無しという契約もあっさり破棄。ヒーローはヒロインのことを軽蔑して冷たい態度を取っているけれども、どことなくヒロイン大好きオーラがそこかしこに感じられて安心して読めた。2016/03/10
kina
3
面白いのは面白いです。でも漫画を先に読んでヒロインの事情を知っていたので、ヒロインが気の毒で…。ヒーロー(と父親)の無神経さ、強引さばかりが目に付いたのでした。そこでそんな言い方するなよ!もっと優しくしろよ!包容力見せろよ!一目ぼれだったらもう少し自分を好きになってもらう努力をしろや。てか贈り物にカードくらい添えなさい。そしてヒーローを愛していると気づいた後のヒロインも、何かの呪いかと思うくらいツンデレ発言連発。あくまですれ違う二人。もう少し甘くロマンチックな場面が見たかったです。2018/08/13
サティーシャ
2
保守的な父親に反発し、海外を中心に住み込みの家政婦として働いていた、ロンドンの大手建設会社社長の令嬢ダーシーと、父が引退し会社を任せるという新社長のジョエル。2年前に最悪な出会い方をしたけど、ダーシーの拒絶の仕方もすごい。ジョエル忍耐強いが言葉が足らない。2017/12/18
きき
2
拒絶されまくるヒーロー可哀想だけどストリッパー扱いされたら仕方ないよね。あんな出会いで好きになれるのが不思議だわ。2015/11/25
くまた
2
ジョエル悪気はないけど対応がまずすぎる。最初の1歩で大きく間違えてる上、事情を知った直後なのに異性関係で傷ついて男性不信になっているであろう人に相手の意思を無視して強引に迫るって…。間違ってるよ、ジョエル。好意がある事を全く伝えずベッドを共にすれば感情もついて来ると思ったって考え浅すぎ。彼女の知り合いも同じ場所にいる事を知りつつ差出人不明でドレスを贈る感覚も解らない。主人公がジョエルを好きになったのが唐突で理由が解らなかった。でも面白かった。2015/04/02