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内容説明
「気は確かなのか?」突然、男性の声がして、愛馬をねぎらっていたミリーはぎくりとした。高すぎる生け垣を馬で飛び越えるところを見られたんだわ。しぶしぶ顔を上げた彼女は、さらに仰天した。目の前に、マルディビノ公国の皇太子ジャンフェロが立っていたのだ。屋敷に滞在していることは知っていたけれど、堅苦しい席が苦手なミリーは会うのを避けてきた。それにしても、どうして彼は痛いほどのまなざしで見つめてくるの?もうすぐ姉に結婚を申し込む人なのに。
著者等紹介
ケンドリック,シャロン[ケンドリック,シャロン][Kendrick,Sharon]
ウエストロンドン生まれ。写真家、看護婦、オーストラリアの砂漠での救急車の運転手、改装した二階建てバスで料理をしながらのヨーロッパ巡りなど、多くの職業を経験した後、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nayui
0
★★☆☆☆シリーズ3作目。王国長男の皇太子は、恋愛ではなく将来の王妃の条件で結婚。境遇の急激な変化・公人としての夫に戸惑い孤独を感じるヒロイン。19歳だから仕方ないけど行動が幼い…。父が逝去し大公となったヒーローの激務や、常に警備が取巻きプライベートが一切無い緊張感とかがリアルで、”本来の王族ってこうだよなぁ~”と納得。ハーレにしては現実的な大公でした。2013/02/02
くまここあ
0
★★2012/12/26
葉月
0
C2012/07/15
ユズキ
0
待ってました!いよいよ長男の登場です。これまで弟たちの愛ある結婚を目の当たりにしてきた彼ですが、彼は次期公国の君主。というわけでふさわしいと思った無垢な女性とある意味、一目ぼれして結婚するわけですが・・・思い通りにならないんだな、コレが。でも彼は基本、優しいですよ。2009/07/11